Archive

Posts Tagged ‘ITベンチャー’

日本人色のするベンチャー関連企業@世界

6月 20th, 2009

前回、”あなたがウォッチすべき世界的テクノロジーベンチャー50”というエントリで、日本企業が入ってない!ことを嘆いていましたが、探せば色々出てくるものです。

知ってる限りまとめてみます。もし情報があればコメント欄で教えてください!

ベンチャー

  • Creative Commons
    Joi ItoさんがCEOに入っています。Itoさんの本業はVCで、数少ない世界レベルの日本人だと思います。
  • 株式会社ガーラ
    ヘラクレスに上場しながらも海外売上比率が80%(2009.03)と、うまく海外に進出できている数少ない日本製ITベンチャーです。オンラインゲームがメイン事業です。

ベンチャーキャピタル

  • DCM(Doll Capital Management)
    David茶尾さんが創業されたVCで、数千億レベルのファンドを運用していて、まさに世界的VCです。他にも伊佐山さんや本田さんという日本人の方もいらっしゃって、最近では日本支社も本格的に操業を開始したようです。
    (最近のDealでは、レコメンドエンジンのサイジニアに数億規模で投資しています。)
  • Global Catalyst Parners
    三菱商事でアメリカ新規事業を経験された大澤さんが創立されたファンドです。JTPA等、シリコンバレーの日本人コミュニティを運営されていることからも、現地に行ったらまずお世話になる方かもしれません。
  • Globespan Capital Partners
    ベースはアメリカのボストン・パロアルト(シリコンバレー)に置きながら、東京オフィスも構える世界的VCです。日本人では、栢森さん、前田さん、金河さんが主にアジアを中心に投資を行っているみたいです。
  • Worldview Technology Partners
    アメリカにベースを置く、テクノロジーベンチャーへの投資に特化したVCです。国際投資チームに、田中さんと渡邉さんがいらっしゃいます。
  • Infinitiy Venture Partners
    こちらは日本をベースにしながら、中国を始めとしたアジアを中心に投資を開始されるようです。グロービスで多くのファンド運営に携われた小林さんが創立し、モバイルの事業会社を成功させた小野さん、Adobeで投資戦略を練られていた田中さんというチーム体制です。

8maki survey, 企業 , , , ,

あなたがウォッチすべき世界的テクノロジーベンチャー50

6月 20th, 2009

BusinessWeekと、ベンチャー企業のマーケットリサーチを行っているYouNoodle(独自のアルゴリズムでベンチャー企業の数値評価をしているサービスで、割とVCの間でも好評なようです via Techcrunch)が、国の枠を超えて注目を集めているテクノロジーベンチャーを発表していました。

Our list includes fledgling tech companies—most started in 2005 and later—from the U.S., China, India, Israel, and Russia that are attracting some early buzz and are poised to grow beyond their regional or niche-market origins.
» Fifty Tech Startups You Should Know

また、Track In – Indian Business Blogでは、リストの中でインド人が創業者の会社はいくつあるか調べていました。結果、6/50社とのこと。実際私がシリコンバレーに行ったときも、インド人起業家・エンジニアの多さを実感しました。(Amazon AWSのイベントでは3割近くがインド人だったように思えます。)

しかし、、、日本人が創業しているベンチャーが一つもないですね。。。もちろん、アメリカでの指標ですし、外に出るだけが能ではないですが、リストにはアメリカに限らずスペイン(1社)やブラジル(2社)なんかのベンチャーも入っていて、なんか、悔しいですよね。早いとこ弊社も外に出てみたいものです。

最近では日本のベンチャーも海外を視野に入れてきていて、数年後また事情が変わってきている気もしますが、中々厳しいのが現状かもしれません。

ただ、全く日本人がベンチャー界隈で活躍していないかというと、そうでもなくて、VC・投資家として活躍している日本人企業がいくつかあります。

別エントリ”日本人色のするベンチャー関連企業@世界”にまとめてみたので、ご興味ある方はご覧ください。

アメリカ以外をベースにするベンチャーをマークアップしてみます。↓

Company Headquarter Total Funding
(in Million Dollars)
Year Funded CEO
Cotendo San Carlos, Calif. 7.0 2008 Ronni Zehavi
Proclivity Systems New York 6.2 2006 Sheldon Gilbert
Monitise London 19.0 2004 Alastair Lukies
Cloudera Burlingame, Calif. 11.0 2008 Michael Olson
Bloom Energy Sunnyvale, Calif. N/A 2002 K.R. Sridhar
Positive Energy Arlington, Va. 15.5 2007 Daniel Yates
Nila Los Angeles 0.6 2004 Jim Sanfilippo
Fusion-io Salt Lake City 66.5 2006 David Bradford
Raydiance Petaluma, Calif. 20.0 2005 Barry Schuler
Pelago Seattle 22.4 2006 Jeff Holden
SynapSense Folsom, Calif. 11.0 2006 Peter Van Deventer
Modu Kfar-Saba, Israel 85.0 2007 Dov Moran
Inrix Kirkland, Wash. 31.1 2004 Bryan Mistele
Sermo Cambridge, Mass. 37.5 2006 Daniel Palestrant
Livescribe Oakland, Calif. 18.6 2007 Jim Marggraff
Palantir Technologies Palo Alto, Calif. 36.7 2004 Alex Karp
SecondMarket New York N/A 2004 Barry E. Silbert
Better Place Palo Alto, Calif. 200.0 2007 Shai Agassi
Boxee New York 4.0 2008 Avner Ronen
Mochi Media San Francisco 14.0 2005 George Garrick
Huddle.net London 4.0 2006 Alaisdair Mitchell
Metaweb Technologies San Francisco 57.0 2005 Thomas Layton
Fon Madrid 48.0 2005 Martin Varsavsky
Loopt Mountain View, Calif. 13.3 2005 Sam Altman
Xobni San Francisco 14.6 2006 Jeff Bonforte
KupiVIP Moscow 11.0 2008 Oskar Hartmann
Spotify Stockholm 20.0 2006 Daniel Ek
TokBox San Francisco 14.0 2007 Ian Small
PBworks San Mateo, Calif. 2.5 2005 Jim Groff
Kosmix Mountain View, Calif. 55.0 2005 Venky Harinarayan
Evernote Mountain View, Calif. 13.5 2005 Phil Libin
Yola San Francisco 25.0 2007 Vinny Lingham
Adconion Media Group London 80.0 2005 T. Tyler Moebius
QueBarato Brazil 6.0 2007 Pending confirmation
TheFind Mountain View, Calif. 26.0 2006 Siva Kumar
Daylife New York 8.3 2007 Upendra Shardanand
Jajah Mountain View, Calif. 28.0 2005 Trevor Healy
AdMob San Mateo, Calif. 47.2 2006 Omar Hamoui
Ibibo Gurgaon, Haryana, India N/A 2007 Ashish Kashyap
Justin.tv San Francisco 4.0 2006 Michael Siebel
Komli Media ** Mumbai, India 7.0 2006 Amar Goel
RockYou Redwood City, Calif. 68.5 2006 Lance Tokuda
Etsy Brooklyn, N.Y. 31.6 2005 Maria Thomas
Sonico Buenos Aires 4.3 2007 Rodrigo Teijeiro
Scribd San Francisco 12.8 2007 Trip Adler
Slide San Francisco 58.0 2005 Max Levchin
OpenDNS San Francisco 2.5 2005 David Ulevitch
Tudou Shanghai 84.5 2005 Gary Wang
Ning Palo Alto, Calif. 104.0 2004 Gina Bianchini
Zynga San Francisco 39.0 2007 Mark Pincus

8maki proposal, survey, ビジネス, ベンチャー, ベンチャーキャピタル, 企業, 海外 ,

ITベンチャーのスピードを速くする10の提案~エンジニア視点~

6月 14th, 2007

もうIT系のベンチャーでエンジニアとして働いてきて3年目となりました。
その中で思ったことをまとめてみたいと思います。

speed.jpg

photo from flickr.

ソースコード管理システムは必須かと

そこそこ分かるエンジニアに取っては当たり前のことですが、3人以上の人がいじるとなるとこのシステムは必要不可欠。間違えて他人のコードを上書きしてしまったときの悲しさといったら・・・最近ではSVNが主流のようですね。
ただ人数が2人以下とかだったら地道な手作業UPの方が速いかもしれません。

※ソースコード管理システムとは・・・
説明が難しいのですが、ようはメーリングリストのソースコード版と例えればいいでしょうか。メーリスではメールを投げると皆に届きますが、SVNでは自分のいじったソースコードを投げると、ある場所で他の人のものと比較・合併して皆で共有するというものです・・・という感じ?

逆にバグ管理システム等は使わない

細かいバグに追われてしまう気がしました。売り上げに直結するタスクは何なのか、優先順位をつけるという意志が薄くなってしまいがちです。ただ、大きめなシステムとなるとこういった類のツールは不可欠となります。そのような場合では、キューのように常に個人のタスクに順番をつけてやるといいと思います。

ノリが良い&&事業化に向けたフローが整っている

ITベンチャーではノリのよさが一番だと思います。「それいいね!とりあえず、やっちゃうか」。でもそれを具現化するプロセスを持っていないと頓挫してしまう可能性が高いので、早期に新規事業のフレームワーク作りをしておくと成長後に楽かと。基本的にベンチャー社長は事業を興すために起業したわけで、そういったことは得意のはず。他の人にも共有した方が良いと思います。

エンジニアにやらされている感じをさせない

自分から進んでバグを直すような風土が一番ですが、中々そうはいきません。その対策例の一つとして、googleでは見つかったバグを一番に直した人がamazonギフト券をもらえるという仕組みを導入しています。
また、上司や非エンジニアの人は頭ごなしにタスクを押し付けるのではなく、ちゃんとそのタスクが会社の何に貢献するか説明すると良いと思います。何事も説得&納得が重要。会社への貢献感は大事ですが、具体的にどのように貢献しているか把握できると仕事もやりやすいはずです。

ただマーケティング担当者が口うるさいのもプラスかも

正直、エンジニアはプロモーション等への意識が希薄だと思います。やはりマーケティングを専門にやっている人からのプレッシャーはある程度あったほうがいい。そうしないとダラダラと売り上げに直結しないようなタスクをしていまいがちに。
つまり、ある程度の「縛り」は、自由な環境の中でも必要だと考えます。

社内の情報共有がしっかり生きている

基本ですが、進捗報告、他人のやっていること・考えているこが分かるというのは非常にプラスです。それは上司と部下の間だけでコミュニケーションが取れればいいわけではなく、他部署の人でも閲覧できると良いと思います。その人がどのくらいできる人なのか一目瞭然で、自然な競争を生むからです。

自分がどう評価されているかを明確に”適宜”伝える

これはモチベーションの維持という点で非常に効果的だと思います。自分の行ったものに対する評価というものは気になるもので、「実装が速い」「仕事が丁寧」等の言葉をもらえたりすると自分の武器を認識し、さらにその武器を高めようと努力します。逆に怒られても、自分の欠点が分かり努力すべき部分が把握できます。(ここで努力しようとしないのはベンチャー向きでない?w)

タスクの〆切が明確

いつまでにやるべきことなのか、ダラダラを防止します。

居眠りは推奨すべき

私は仕事中でも短時間の仮眠は非常に効果的だと考えています。ダラダラと眠い中仕事をするよりかは、30分だけ寝て次からまた頑張った方が確実にいい仕事ができる。ただ、眠る場所や時間帯は工夫すべきかもしれませんね。

究極的には少人数がベスト

やはり小さいベンチャーはスピードが速い。何せ自分がやらないと何も進まないのでf^^;
人数が多かったらどうするか。そこはいかに少人数なチームでこなせるか工夫したいところです。例えばいじる箇所を完全に分ける等。

  
特に個人的には、”目的意識”、”売り上げへの意識”、”少人数”がポイントだと思います。効率的な社内システムというものには昔から興味があり、生涯の課題としたいと考えています。そのため、外資コンサル・VC業界に興味があるというわけなのですが・・・

とはいえ、まだ学生の身ですし、経営をしたことがあるわけではないので、あくまで末端のキャラから見た提案だとお考えください。まだまだ至らないものもあると思いますが、書くことに意義がある!w

何か「これは違う」「たしかにそうかも」等、フィードバックを頂けたら幸いです。

【関連】
東大経営の現実

【参考】
Joel on Software – ジョエル・テスト
ソフトウェア開発に必要な12に項目を挙げています。参考までに。

8maki IT, proposal, エンジニア, ビジネス, ベンチャー