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	<title>CIOを目指しつつの8makiのアレ &#187; 脳科学</title>
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		<title>脳が記憶するとき～LTPとは何か～</title>
		<link>http://blog.8maki.jp/2009/04/ikegaya_memory.html</link>
		<comments>http://blog.8maki.jp/2009/04/ikegaya_memory.html#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 29 Apr 2009 13:44:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>8maki</dc:creator>
				<category><![CDATA[Academia]]></category>
		<category><![CDATA[survey]]></category>
		<category><![CDATA[脳科学]]></category>

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		<description><![CDATA[
			
				
			
		
最近会社で、ネットサーフィンしているとき、人間はどのように考えているを議論し、新しいブラウザはこういう機能があるべきだ、そもそもタブじゃない、などとわいわいやりました。
私も、以前から「人間が情報を蓄積させるのに最も適したシステムは何か？どういったものか？」という問いを命題として考えており、データの視覚化や、脳の記憶などのアプローチから、ほそぼそと調べています。
そこで、「脳の情報表現―ニューロン・ネットワーク・数理モデル」という本を読もうとしたのですが、いかんせんむずい！3ページくらいで挫折しましたf^^; 意味不明な用語のオンパレード。
脳神経専攻の友人に泣きついたところ、池谷祐二さんを読めと言われました。名前を聞いたことがあって、探したらご本人のサイトがかなり充実していたので、ちょくちょく読みはじめました。
今回は、記憶の最も基礎的なページをまとめます。もちろん素人のまとめなので誤解も含まれているかもしれません。おかしい！と思ったらコメントいただけると幸いです。また、脳に興味がない方は飛ばしてくださいw
» 脳が記憶するとき～LTPとは何か～
※LTP(Long－Term Potentiation)：長期増強
■脳の可塑性
PCと同じように、脳にも0と1の状態が存在する。
つまり、1は記憶している状態（R)といえ、0は記憶していない状態（NR)と言える。
脳は、あるきっかけ（発火）を境に、NRからRに変化する。
これを、「脳の可塑性」と呼ぶ。（可塑性：個体に外力を加えて弾性限界を越えた変形を与えた時、外力を取り去っても歪がそのまま残る現象 by 広辞苑（岩波書店））

このように、記憶の状態変化があるからには、脳の記憶を司る神経細胞にも変化が生じているはずだ。
池谷さんは下記の3つの仮説を挙げ、神経細胞の数は増えることがない、シナプスの発芽には通常数時間から数日かかることから、シナプス可塑性が最も有力だとしている。


神経の増殖
神経細胞自体が増える
発芽
神経細胞のつながりが増える
シナプス可塑性
神経のつながりが強くなる

■ヘブの法則
シナプス可塑性が記憶に関係するなら、以下の3つの性質を脳は有するという考え方は、ヘブの法則と呼ばれている。


入力特異性
渡された信号に関係のないシナプスは影響されない。
　例：　ある英単語を覚えようとして、全く関係ない日本語を覚えることはない。 
協力性
ある一定以上の信号が来たときだけ、シナプス可塑性が生じる。記憶のしきい値。
　例：　記憶しようとしない限り、あるいは印象深い事柄ではない限り、記憶に残らない。
連合性
一つの神経細胞に伝達される信号がしきい値に満たなくとも、関連するシナプスから刺激を受けるとシナプス可塑性が起きる。
 　例：　語呂あわせ。

■LTP
ある信号に対する神経細胞の反応が、長期に渡り大きくなる現象をLTPと呼ぶ。（発火とも言う？）
LTPはヘブの法則と満たす上に、海馬で観察され、さらに動物の記憶力と正の相関を示すため、記憶と深く関係すると言われている。
LTPの起きない動物を生み、観察したところ記憶力が劣っていたという報告が出た。また、LTPの形成を阻害する薬も発見されている。
LTPは多くの研究者によって、記憶の基礎メカニズムであると期待されている。 
LTPは下記の状況で生じることが観察されている。

神経伝達物質の放出増大
神経細胞間で伝達されるグルタミン酸が増える。→神経細胞間の伝達効率がよくなる。抵抗が小さくなるイメージ。
感受性の増大
神経伝達物質の放出量は変わらないが、受け取る方の神経細胞が、より多くの物質を受け取るようになる。神経細胞自体が変化する。

この2つの機構が、共に関与していると考えられている。
～まとめ～
巷で騒がれている記憶術の裏付け、という感じですね。
生活で使える情報ではないですが、勉強している際に、脳のシナプス可塑性が起きているイメージをして、記憶が定着している感じになれたのは、よかったかとｗ （気のせ…）



脳の情報表現―ニューロン・ネットワーク・数理モデル
posted with amazlet at 09.04.29

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			</a>
		</div>
<p>最近会社で、ネットサーフィンしているとき、人間はどのように考えているを議論し、新しいブラウザはこういう機能があるべきだ、そもそもタブじゃない、などとわいわいやりました。</p>
<p>私も、以前から「人間が情報を蓄積させるのに最も適したシステムは何か？どういったものか？」という問いを命題として考えており、データの視覚化や、脳の記憶などのアプローチから、ほそぼそと調べています。</p>
<p>そこで、「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4254101791/8makiblog-22/ref=nosim/" target="_blank">脳の情報表現―ニューロン・ネットワーク・数理モデル</a>」という本を読もうとしたのですが、いかんせんむずい！3ページくらいで挫折しましたf^^; 意味不明な用語のオンパレード。<br />
脳神経専攻の友人に泣きついたところ、池谷祐二さんを読めと言われました。名前を聞いたことがあって、探したら<a href="http://gaya.jp/ikegaya.htm" target="_blank">ご本人のサイト</a>がかなり充実していたので、ちょくちょく読みはじめました。</p>
<p>今回は、記憶の最も基礎的なページをまとめます。もちろん素人のまとめなので誤解も含まれているかもしれません。おかしい！と思ったらコメントいただけると幸いです。また、脳に興味がない方は飛ばしてくださいw</p>
<p>» <a href="http://gaya.jp/research/no0.htm" target="_blank">脳が記憶するとき～LTPとは何か～</a></p>
<p>※LTP(Long－Term Potentiation)：長期増強</p>
<p>■<strong>脳の可塑性</strong></p>
<p><strong></strong>PCと同じように、脳にも0と1の状態が存在する。<br />
つまり、1は記憶している状態（R)といえ、0は記憶していない状態（NR)と言える。<br />
脳は、あるきっかけ（発火）を境に、NRからRに変化する。<br />
これを、「脳の可塑性」と呼ぶ。（可塑性：個体に外力を加えて弾性限界を越えた変形を与えた時、外力を取り去っても歪がそのまま残る現象 by 広辞苑（岩波書店））</p>
<p><img class="aligncenter size-full wp-image-334" title="fig1" src="http://blog.8maki.jp/wp-content/uploads/2009/03/fig1.gif" alt="fig1" width="325" height="195" /></p>
<p>このように、記憶の状態変化があるからには、脳の記憶を司る神経細胞にも変化が生じているはずだ。<br />
池谷さんは下記の3つの仮説を挙げ、神経細胞の数は増えることがない、シナプスの発芽には通常数時間から数日かかることから、シナプス可塑性が最も有力だとしている。</p>
<p><img class="aligncenter size-full wp-image-335" title="fig3" src="http://blog.8maki.jp/wp-content/uploads/2009/03/fig3.gif" alt="fig3" width="462" height="302" /></p>
<ol>
<li>神経の増殖<br />
神経細胞自体が増える</li>
<li>発芽<br />
神経細胞のつながりが増える</li>
<li>シナプス可塑性<br />
神経のつながりが強くなる</li>
</ol>
<p>■<strong>ヘブの法則</strong></p>
<p>シナプス可塑性が記憶に関係するなら、以下の3つの性質を脳は有するという考え方は、ヘブの法則と呼ばれている。</p>
<p><img class="aligncenter size-full wp-image-337" title="fig4" src="http://blog.8maki.jp/wp-content/uploads/2009/03/fig4.gif" alt="fig4" width="429" height="286" /></p>
<ol>
<li>入力特異性<br />
渡された信号に関係のないシナプスは影響されない。<br />
　例：　ある英単語を覚えようとして、全く関係ない日本語を覚えることはない。 </li>
<li>協力性<br />
ある一定以上の信号が来たときだけ、シナプス可塑性が生じる。記憶のしきい値。<br />
　例：　記憶しようとしない限り、あるいは印象深い事柄ではない限り、記憶に残らない。</li>
<li>連合性<br />
一つの神経細胞に伝達される信号がしきい値に満たなくとも、関連するシナプスから刺激を受けるとシナプス可塑性が起きる。<br />
 　例：　語呂あわせ。</li>
</ol>
<p>■<strong>LTP</strong></p>
<p>ある信号に対する神経細胞の反応が、長期に渡り大きくなる現象をLTPと呼ぶ。（発火とも言う？）<br />
LTPはヘブの法則と満たす上に、海馬で観察され、さらに動物の記憶力と正の相関を示すため、記憶と深く関係すると言われている。<br />
LTPの起きない動物を生み、観察したところ記憶力が劣っていたという報告が出た。また、LTPの形成を阻害する薬も発見されている。<br />
LTPは多くの研究者によって、記憶の基礎メカニズムであると期待されている。 </p>
<p>LTPは下記の状況で生じることが観察されている。</p>
<ol>
<li>神経伝達物質の放出増大<br />
神経細胞間で伝達されるグルタミン酸が増える。→神経細胞間の伝達効率がよくなる。抵抗が小さくなるイメージ。</li>
<li>感受性の増大<br />
神経伝達物質の放出量は変わらないが、受け取る方の神経細胞が、より多くの物質を受け取るようになる。神経細胞自体が変化する。</li>
</ol>
<p>この2つの機構が、共に関与していると考えられている。</p>
<p>～<strong>まとめ</strong>～</p>
<p>巷で騒がれている記憶術の裏付け、という感じですね。<br />
生活で使える情報ではないですが、勉強している際に、脳のシナプス可塑性が起きているイメージをして、記憶が定着している感じになれたのは、よかったかとｗ （気のせ…）</p>
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