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	<title>CIOを目指しつつの8makiのアレ &#187; 渋滞学</title>
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		<title>【書評】シゴトの渋滞、解消します! 結果がついてくる絶対法則</title>
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		<pubDate>Sun, 14 Feb 2010 15:40:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>8maki</dc:creator>
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		<category><![CDATA[書評]]></category>
		<category><![CDATA[渋滞学]]></category>
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以前、とある勉強会でお会いした、東大の「無駄学」で有名な西成先生から新書の献本をいただいたので、読んだ感想を書かせていただきます。
『シゴトの渋滞、解消します! 結果がついてくる絶対法則』
流体力学を学び渋滞学を研究されている西成先生ならでは、仕事のライフハック的なことを「流れ」で説明しようという感じの本でした。
章立ては以下。

個人の渋滞、解消します！
部内の渋滞、解消します！
社内の渋滞、解消します！

正直申し上げると、2章までは普通のことを渋滞学という切り口で書いているだけで、あまり面白さを感じませんでした。
普段からライフハックやら啓蒙本やら読んでる人には物足りないかも。
ただ、3章は別です。
会社組織をどう円滑に運営していくか、というのが題目なのですが、西成先生個人のお話を中心に書かれています。
東大で順調に研究生活を送り、トップジャーナルに載ったにもかかわらず就職口もなく、ストレスで顔面マヒ、運よく滑り込んだ山形大でも予算が無くて発表が年2回くらいしかできない。そんな中、社会とつながる自分独自の研究領域を発見し、東大に戻った後、ケルン大学の一年研究留学する機会をもらい、そこで一生の研究仲間と出会った。
要約するとこんな感じなのですが、テレビに出たり本を出したり社会的な研究者のパラダイム転換を垣間見ることができる貴重なエピソードでした。
バリバリ研究一筋で研究室から出ない研究者のキャリアは読んだりするのですが、実際仕事が経営コンサルみたいな研究者の方の生き様はとても新鮮でした。
「複雑系」に対する全体視野アプローチ
3章の最後には組織の話というよりかは、「複雑系」の話が中心になっていました。
いや、組織も複雑系における個の集合という点で同じ。
そのときに取られる物理学ならではの通常のアプローチというのは・・・・「対象を単純な要素に還元して、モデル化してそのモデルを解くことによって、対象を理解する」という方向でしょう。
～
生き物については、部分の単なる総和は全体にはならないわけです。物理的にいえば、部分と部分が相互作用をしているから、全体は部分の総和にはならないのです。
だから、「相互作用をしていない要素」「要素と要素の相互関係がかなり弱くなるところ」まで全体をうまく分割できれば、そうした要素のみをあつかっても、全体を理解することができるのではないか？
～
要素単位を変更させながらも、全体の因果関係を理解するために挑戦してゆく。
単に部分に分割するのではなく、その因果関係に着目して全体の「流れ」を知る。
渋滞学ならではの観点ですね。
複雑系において全体から物事を見ることの大切はよく説かれますが、新しい西成先生なりのアプローチを提案されて妙に腑に落ちた気がしました。



シゴトの渋滞、解消します! 結果がついてくる絶対法則
posted with amazlet at 10.02.14

西成 活裕 朝日新聞出版 
Amazon.co.jp で詳細を見る



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<p>以前、とある勉強会でお会いした、東大の「無駄学」で有名な<a href="http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/tknishi/" target="_blank">西成先生</a>から新書の献本をいただいたので、読んだ感想を書かせていただきます。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022506741/8makiblog-22/ref=nosim/" target="_blank">『シゴトの渋滞、解消します! 結果がついてくる絶対法則』</a></p>
<p>流体力学を学び渋滞学を研究されている西成先生ならでは、仕事のライフハック的なことを「流れ」で説明しようという感じの本でした。<br />
章立ては以下。</p>
<ol>
<li>個人の渋滞、解消します！</li>
<li>部内の渋滞、解消します！</li>
<li>社内の渋滞、解消します！</li>
</ol>
<p>正直申し上げると、2章までは普通のことを渋滞学という切り口で書いているだけで、あまり面白さを感じませんでした。<br />
普段からライフハックやら啓蒙本やら読んでる人には物足りないかも。</p>
<h4>ただ、3章は別です。</h4>
<p>会社組織をどう円滑に運営していくか、というのが題目なのですが、西成先生個人のお話を中心に書かれています。</p>
<p>東大で順調に研究生活を送り、トップジャーナルに載ったにもかかわらず就職口もなく、ストレスで顔面マヒ、運よく滑り込んだ山形大でも予算が無くて発表が年2回くらいしかできない。そんな中、社会とつながる自分独自の研究領域を発見し、東大に戻った後、ケルン大学の一年研究留学する機会をもらい、そこで一生の研究仲間と出会った。</p>
<p>要約するとこんな感じなのですが、テレビに出たり本を出したり社会的な研究者のパラダイム転換を垣間見ることができる貴重なエピソードでした。<br />
バリバリ研究一筋で研究室から出ない研究者のキャリアは読んだりするのですが、実際仕事が経営コンサルみたいな研究者の方の生き様はとても新鮮でした。</p>
<h4>「複雑系」に対する全体視野アプローチ</h4>
<p>3章の最後には組織の話というよりかは、「複雑系」の話が中心になっていました。<br />
いや、組織も複雑系における個の集合という点で同じ。</p>
<blockquote><p>そのときに取られる物理学ならではの通常のアプローチというのは・・・・「対象を単純な要素に還元して、モデル化してそのモデルを解くことによって、対象を理解する」という方向でしょう。<br />
～<br />
生き物については、部分の単なる総和は全体にはならないわけです。物理的にいえば、部分と部分が相互作用をしているから、全体は部分の総和にはならないのです。<br />
だから、「相互作用をしていない要素」「要素と要素の相互関係がかなり弱くなるところ」まで全体をうまく分割できれば、そうした要素のみをあつかっても、全体を理解することができるのではないか？<br />
～<br />
要素単位を変更させながらも、全体の因果関係を理解するために挑戦してゆく。</p></blockquote>
<p>単に部分に分割するのではなく、その因果関係に着目して全体の「流れ」を知る。<br />
渋滞学ならではの観点ですね。</p>
<p>複雑系において全体から物事を見ることの大切はよく説かれますが、新しい西成先生なりのアプローチを提案されて妙に腑に落ちた気がしました。</p>
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