シリコンバレー訪問9:Stanford-MBA&M.S.
シリコンバレーで勝負しようとすると、やはりこっちのネットワークに深く入り込むことは重要です。後ほどこっちの学生起業家とのエントリも書きますが、語学以上の部分で日本人の溶け込む難しさはあります。
そういった意味でも、こちらに根ざした強固なネットワークを築く手段として、留学は最もやりやすい方法かもしれません。そこでスタンフォードのMBAの方、そして理系院生の方とお会いしました。
(お二方別々でお会いしましたが、失礼とは思いつつもスタンフォードということでエントリはまとめさせていただきます。)
■Stanford MBAの方とランチ
戦略的・実践的視点から日本に対する教育分野での提案をされようとしていて、非常に頭のキれる方でした。
世界的に色々な方とネットワークを築いていらっしゃって、真のグローバルビジネスウーマンという感じでした。いやはやこっちでは本当に日本人女性が活躍されています。
○ 社会人5年目からきた理由
こっちの人は3年やってから来る人が多いが、私は4年やってから来た。
昇進して会社構造を広く見れるようになってから来たかった、とのこと。
上司という立場になるとマネジメントの観点で見える部分が広がる。
やはり部下を持つと考えが変わるとよく言われますが、するとマネジメント論が身に染みて分かるということではないでしょうか。こういう観点でのキャリアプラン形成も大事かもしれません。
○ Double Degreeのため2年間カツカツf^^;
MBAは2年目になると就活に勤しむ年になるのですが、この方は別のDegreeも取られていてずっとカツカツに勉強しないといけないそうです。
しかもこの方は”教育”をMBAの他に取られているのですが、「国家としての教育政策」等非常に実践的で細かいテーマを扱う授業が豊富、とのこと。
想像以上に大変とは思いますが、でもより自分の興味に近い勉強ができる機会が充実しているのも日本の総合大学には無い魅力なのかもしれません。
○ 変な人を集めることが多い。
多様性を重視するために、マイノリティ(民族、国、職業等)を積極採用する傾向にあるとはいえ、そこまで珍しい人がいるわけではない。
結局その個人が面白い/実績があるということが重要のようです。
○ 面接は現地国のOBがやったりする。
これは驚きでした。
普段からMBAホルダーの方とはよくお会いするのですが、本当にOB・OGネットワークは強固!入学面接も任せるくらい強い結びつきのようです。
○ すべて含めると2年で2000万くらいはかかる。
やはりお金は予想以上にかかるようです・・・
○ とはいえ、お金、英語、入学審査どれも何とかなるよ!
お金も奨学金(場所によっては倍率激高)、英語もTOEIC950以上(目処)必要だが、MBAにはさすがにいなくとも理系院とかには全然できない人も中にはいるようで大丈夫、入学審査も人と違ってることしてれば入りやすいかもね。
非常にありがたい言葉でした。とはいえよほどの努力が必要なのも事実ですが。
○ 独身寮はどんちゃん騒ぎ
校内にある独身寮に中庭があってかなり広い。また独身しかいないから日々パーティ。
彼らは勉強を時間内に切り上げて本気で遊ぶ。そして巻き込むw
でもちゃんと次の日授業ではまとめてくるんだよね・・・
ここでも彼らの効率的な勉強・仕事が垣間見えるようです。
そして今の私の大学のOBで、卒業後すぐに留学された理系院生の方とお会いしました。
校内を案内していただいたり、本当に気さくでよい方でした。
■Stanford M.S.(Master of Science) の方とお茶@Stanford校内
○ アメリカ人は7時までは勉強し、その後は遊ぶ!関係ない!
本当に効率的。家族・自分の時間を大事にしている。
でもちゃんとまとめてくるのは凄いですよね。
日本人とアメリカ人の効率性の違いはどこから来るのか、一つのテーマとして考えていきたい部分です。
○ 成績よりか、変態具合w
レファレンス(紹介)・エッセイみたいの大事。
MBAと違い理系の院は、教授や学術的実績が重要なイメージだったのですが、必ずしもそうではなく、社会人は上司からの紹介でもいけるそうです。
とはいえ、Stanfordとの強固なネットワークをもっている方が一人はいたほうがいいようです。
○ 毎年タイムカプセルを入れる。
教会の前の廊下に年代ごとにタイムカプセルが埋められていました。
1890年のものとか中身が非常に気になりますf^^;
○ こっちにはプロジェクトがあるのが日本と違った。
ゼミみたいなもので、授業を取ると強制的に入るものもあるし、選考が厳しいところもある。
日本の理系には、ディスカッションしたりといったグループワークって機会が少ないかもしれません。
○ 日本だと、外コン、外銀、商社といった人気企業に流れる傾向があるから、そういうのと無関係なところで自分の本当にやりたいと思うことを知りに来た。
たしかに最近は理系院生でもいわゆる文系就職人気企業に流れる方が非常に多いです。
でもそれが本当にやりたいことかどうかっていうのは本当に難しい判断で、実はミーハーなだけなことも多いと私自身は感じています。
なぜならビジネス・社会情勢と触れる機会が少ない(授業等では)理系が、かなりビジネス職の強い上記の職業に興味を持つ機会は、文系より少ないと思うからです。
○ Stanfordの学生の3~4割はstart-upにかかわる。(※Computer Scienceだけかもしれません)
これはStanfordに特有のことかもしれませんが、本当に起業家を尊敬している風土なんですよね。
Stanfordを中心にした生態系(VC, 弁護士, Angel等)はとても強いです。
○ やっぱこっちはキれる奴が多い。
日本の大学生も頭自体は負けてないと思うが、なあなあすぎる。
モチベーション・危機感どれも薄い。
こっちは移民が多いせいか、皆ハングリー。一度成功しても「次からが本番」と言う。
こちらの人はお金がたまったら「じゃあ起業できるね。」という発想のようです。
成功してお金ができても、次の挑戦にすべてつぎ込む精神は圧巻です。

Stanford校内にあったゲイ・レズビアンを模した像。さすが同性愛をはじめて認めた州という感じですね。
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