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Archive for the ‘Web’ Category

Bloomberg.comに見る、メディアを変える機能とビジネスモデル

11月 18th, 2011

スクリーンショット(2011-11-17 23.29.20)
最近、金融メディアの開発を行っていて、BloombergWallstreet Journal日経などのWebビジネスメディアを研究しています。
そんな中、ペーパープロトタイピングの練習に、BloombergのWebを模写していたら、中々気づかない様々な細かい試みが垣間見えてきました。
コンテンツの充実から新しいビジネスモデルの構築まで、日本のメディアでは中々見られないチャレンジをまとめてみました。
ちなみに、媒体資料によると、月間UUは1400万人。(日経は総訪問者数:1566万人/月)

  • あと読みできるQueueという機能
  • 各コンテンツ毎にスポンサーを募る
  • 読者からのFeedbackを積極的に受け入れる
  • ニュースを見ている人に直接求人
  • 簡単なテキスト広告も直接出稿
  • 関連動画を自動で表示

あと読みできるQueueという機能

bloomberg-queue
Topページを見ると、全ての記事タイトルの右側に+というアイコンがついています。
これ、押すと■アイコンに変わります。
+アイコンを押された記事は、あと読みリストに追加されて、右側のBボタンから開くパネルからチェックすることができるようになっています。
bloomberg-queue2
InstapaperRead it later といったあと読みアプリはありますが、メディア側がこういう機能を実装するのは斬新。

各コンテンツ毎にスポンサーを募る

bloomberg-sponcered1
bloomberg-sponcered2
昨今、メディアはいかにPVを増やしていかに広告収入を増やすか?ということに躍起になっていると聞きますが、BloombergはWebメディアの新しいビジネスモデルを提案しています。
それは為替コーナーや起業家向けカテゴリ等、各コンテンツ毎にスポンサーを募るというモデル。
たしかに、確実にそのコンテンツに興味がある人に訴求できるという意味では効率的なのかも。
これらのコンテンツの詳細ページに飛ぶと、これらのスポンサーのディスプレイ広告が出てきたりします。

読者からのFeedbackを積極的に受け入れる

スクリーンショット(2011-11-17 22.28.29)
Topページの下部に、[+] という表記があります。
それをクリックすると、こんなポップアップが出てきて、詳細にFeedbackを送ることができます。
このポップアップ、OpinionLab という会社が提供している模様。
ユーザーを見ているっていうのも好印象ですが、積極的に外部のプロダクトを取り入れてみるっていう姿勢がいいな〜

ニュースを見ている人に直接求人

bloomberg-indeed
メディアと求人は昔から相性が良いようで、よくブログでも求人欄を見たりしますが、BloombergではIndeedの求人プラットフォームツールを利用しているようです。
これ、その場で求人情報を検索できるだけでなく、求人を出すこともできます。
30日で$250ということで、かなり割安。
Bloombergを読んでいるかなりコアなリーダーにアプローチできる効率的な求人方法かも。
現在、25000件もの求人がPostされてます。これはすごい。

簡単なテキスト広告も直接出稿

bloomberg-payperclick
求人だけでなく、テキスト広告もその場で出稿できるようです。
industrybrain という会社を使っている模様。

関連動画を自動で表示

bloomberg-taboola
最近、日本のメディアでもPVアップのために「関連ニュース」を出すエンジンを利用していたりしますが、関連動画の自動生成ははじめて。
たしかに関連ニュースってテキストだけで中々クリックされにくいイメージがあったのですが、動画であればよりクリックされやすそう。
Taboolaという会社がそのエンジンを提供しているようです。

以上、Bloombergの様々な試みを紹介してきましたが、これからメディアも大変革を迎える時代。

既存のビジネスモデルの脱却から、コンテンツの充実など課題は多そう。
そんな中、チャレンジをし続けるBloombergはどういったイノベーションを出してくるのか、今後が楽しみなメディア企業です。

※もちろん、本業のBloomberg端末事業がうまくいっているという点も、他のメディアと一線を画している気がします。

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Google Visualization APIがGoogle Chart Toolsとしてリニューアルしてた

2月 17th, 2010

パラパラとData Visualization系のライブラリを見てたら、いつの間にかGoogle Visualization APIとGoogle Chart APIが統合してGoogle Chart Toolsなる一つのAPIに統合されていました。

その中でも、QRコードや数式、動的なアイコン生成など、画像を生成するモノはThe Chart API
Motion ChartやインタラクティブなグラフなどJavascriptやFlashを使うモノはThe Visualization API
という棲み分けがなされているようです。

Dynamic Icons (Image API)

Image APIでは、Dynamic Iconsなる機能が追加されていました。

DynamicIconこんな感じの画像をこういうソースで呼び出すことができるようです。

chst=d_bubble_icon_text_big
chld=
snack|
bb|
$2.99+!|
FFBB00|
000000

Visualization Gadget | Data Source (Visualization API)

主にVisualization APIについてですが、Visualization GadgetとしてGoogle Doc等で使えたり、Visualization用にデータを配信するData Source Toolも同時に配布されています。
ちょっと色々な機能を包含していて全体像が把握しきれなかったので、図にまとめました。

OverviewGoogleChartTools

Data Sourceに関して、ちょっと何なのか良く分からなかったのですが、どうやら、ほぼほぼGoogle Server Side Data Source Java Libraryのことを指しているようです。Java LibraryではTomcatを用いてデータを公開している模様。(Javaに限らずPythonやPHP版などもありますが)

これはWebサービス運営者など、データを持つユーザーが、サーバー側でVisualization用にデータを配信するライブラリみたいです。SQLを用いてローカルのDBにアクセスしたり、データをJSON形式やCSV形式や他に様々なスタイルのデータ型に変換して出力したり、Visualization用データを生成する様々なツールが提供されています。

また、Google DocsのSpread Sheetからデータを取得できるのも特徴的ですね。Data Sourceに関してはこのムービーが詳しいです。

Visualizationに着目すると、Motion Chartや、A Magic TableAnnotated Time Lineが珍しいですね。

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MicrosoftのChromeOSとは別のベクトルのウェブブラウズ体験「Pivot」

11月 20th, 2009

logo-pivot先程、こんなニュース記事を見つけました。巷ではChromeOSのリリースで賑わっていますが、Microsoftも隠れてこんなものをリリースしていたようです。

» マイクロソフトによるウェブ閲覧の新しい実験「Pivot」

 

「ウェブをばらばらのページの集まりとしてではなく、“くもの巣ようなウェブ”として閲覧する方法だ」というコンセプトのようですが、下記のムービーを見る限り、この3つ↓の部分が特徴的な、半ブラウザ・半検索エンジンみたいなアプリケーションという印象です。

  • 検索itemをグループ化(Collections)して、属性で絞り込んだり、ソートできたりするファセット検索
  • ローカル・Webの境なく、透過的に検索itemを扱える(File、Webページ、画像、、、)
  • リッチなVisualization

» Learn More about Pivot | Microsoft Pivot

個人的に2:30くらいの部分で出てくる”Wikipdeia Collections”がツボりました。便利かどうかは使ってみないとわからないですが、こうやってWebを整理して閲覧する方向性は面白いと思います。

そこでグループ化が肝となってくるようですが、Pivotではそれを”Collections”と評していて、3つのタイプに分けてitemグループを扱っているようです。数学の集合に近いイメージ。

  • Simple Collections
  • Linked Collections
  • Dynamic Collections

pivot-collections

まあ、Windows Vista以上、.NET Framework 3.5、IE8がないと動かない点は、なんというか”Microsoft”っぽいですが。。。

ただ、HTML5も本格的に流行り出していますし、今後もブラウザとWebアプリケーションの境が曖昧なコンセプトが出てきそうで、中々おもしろい領域だと思います。ちなみに、近々2つのHTML5関連のイベントに参加予定です。

» HTML5 Tech Talk on November 2009

» HTML5 のご紹介@Opera

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AjaxフレームワークのYUI2.8.0がHTML5ライクなクライアントストレージに対応

9月 24th, 2009

Ajax JavaScriptフレームワークのYUI (Yahoo! User Interface Library) が、最新版の2.8.0でHTML5ライクなクライアントストレージに対応していました。

YUI 2.8.0における注目の新機能は次のとおり。

  • HTML5スタイルのローカルセッションストレージを提供するクライアントストレージメタコンポーネントStorage Utility (Matt Sinder氏提供)の導入。HTML5ストレージ、Google Gears、Flash共有オブジェクトをサポート
  • さまざまな用途に適用できるプログレスバーコンポーネント ProgressBar (Daniel Barreiro氏提供)の導入
  • 接続マネージャにおけるクロスドメインサポートの実現
  • イベントデリゲーションサポートの実現
  • カルーセルウィジェットにギャラリーモードを追加
  • チャートにおける複数軸表示のサポート

» Yahoo! UI最新版登場、クライアントストレージ | エンタープライズ | マイコミジャーナル

細かく見ると色々と便利な機能がついていますが、個人的にクライアントストレージが時代に沿っているというか、HTML5が注目されだしている昨今、非常にタイムリーで目を引きました。

とその前に、ざっとHTML5のおさらい(といっても理解が不十分だったのでこれを機に調べたのですがf^^;)。

HTML5 まとめ

HTML5の注目点は、新しいマークアップ(タグの整理)と新しいAPIの対応です。

■ 新しいマークアップ

  • 検索インデックスされやすいように構造化

    より構造的な文を生成できるように<nav>や、<section>といったタグが追加されました。

  • マルチメディア対応

    <audio>や<movie>といったマルチメディアタグにより、javascriptやFlashを使わなくても音声・動画の再生ができるようになりました。

  • Flashのような自由な2D表現

    <canvas>タグで簡単にJava Appletのような豊かな2D表現ができるようになりました。

■ 新しいAPI

  • ドラッグ&ドロップ
  • 戻るボタン
  • O3D

    ブラウザのプラグインとして提供されているO3Dをjavascriptから制御できるようになります。例えばGoogle Earthがこれを使ってブラウザ上で3D表現を可能にしていまいす。

  • Geolocation

    1,2カ月程前に話題になりましたが、Firefox3.5でGoogle Mapを開くと現在地を表示できます。これはGeolocation APIを使っていて、javascriptから位置情報にアクセスできるからこそできる機能です。モバイルのブラウザのエンジンとして標準化しだしているWebkitでも実装が進んでいて、モバイル分野でかなり使われそうなAPIです。

  • Web Storage

    javascriptでクライアントにデータを保存することができるAPIです。このときデータベースのようにSQLを用いてデータを保存することもできるようです。こちらにサンプルコードが記載されています。

  • Web Workers

    バックグラウンドでjavascriptを動かせるようになります。いわばjavascriptスレッドです。繊細なUI処理に影響させることなく、重い処理を裏で行うことができるようになります。

  • Web Sockets

    サーバサイドプロセスと双方向に通信することを可能にするAPIです。

HTML5のより詳しい記述はこちらへ↓
» グーグルが賭けるHTML 5の未来 - @IT
» HTML 5 ― HTML 4 からの変更点 W3C 草案 (Working Draft)

YUI2.8.0 Storage Utility

さて、今回のYUI2.8.0のStorage Utilityですが、HTML5のWeb Storage (FireFox 3, Safari 4, IE 8以上必要) に対応しているだけでなく、HTML5未対応のブラウザのためにGoogle GearsやSWFファイル(Flash Player 9.0.115以上必要)を使って本機能を実装しています。もちろんセッションでの保存にも対応しています。

YUIのサンプルで動いているのを確認しました。ウィンドウを閉じても文章が保存されていて感動。
» Simple Storage Example — Saving In-Progress Text Entry

コードもstorageEngineオブジェクトを用意してゲッター/セッターで入れるだけというシンプルさ。色々な場面で使う機会が出てきそうです。

var storageEngine = YAHOO.util.StorageManager.get(
  YAHOO.util.StorageEngineGears.ENGINE_NAME,
  YAHOO.util.StorageManager.LOCATION_LOCAL,
  {
    order: [
      YAHOO.util.StorageEngineGears,
      YAHOO.util.StorageEngineSWF,
      YAHOO.util.StorageEngineHTML5
    ],
  force: false
}
);
~中略~
storageEngine.getItem("simple-storage-textentry");
storageEngine.setItem("simple-storage-textentry", YAHOO.util.Dom.get("textentry").value);

なお、容量としてHTML5は5~10MB、Google GearsはSQLiteを使用していて最大2GB、SWFは100KBまで利用できるようです。

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Data VisualizeなWeb系アプリケーションまとめ

5月 14th, 2009

昨今、新しいインターフェースを採用したアプリケーションが多く出てきている印象があります。先日Blogでも紹介したGAPMINDERですが、こういった統計データをグラフ化して公開するサービスは、最近になって注目を集めている気がします。

データが溢れてしまって、次はそれを「いかにわかりやすくまとめて表示するか」に焦点が向うのは自然かもしれませんね。そこで今回は、どういったアプローチがあって、具体的にどんなアプリケーションとして実装されているのか、調べてみました。

【目次】

2D(2次元)

大きく分けて2Dと3Dの方向性があって、2Dはいかに2次元ブラウザ上でうまくデータを表示するか、というアプローチになるでしょう。2Dはさらに、コンテンツプロバイダー側のデータをグラフ化して提供するアプリケーションと、ユーザーのデータをWeb上でわかりやすく表現するアプリケーションの二つに分類できます。

■2D(プロバイダーがデータを提供)

○莫大なDBからデータを提供するアプリケーション

Wolfram Alpha(画像↓1枚目)と最近開発が発表されたGoogle Squared(to Techcrunch)は(画像↓2枚目)有名ですよね。前者は10TBもの統計データを、検索キーワード(SQLのようなクエリ?)に応じて図を示してくれるアプリケーションで、5月にリリース予定です。あの数学アプリケーションMathematicaの作者Wolframのプロダクトとしても有名です。
wolframalpha

一方、Google Squaredの方ですが、下記の画像を見るとわかるように、Web上の検索結果をグリッド上に表示して、それぞれの結果を比較できる、というインターフェースになっています。莫大なWebデータを保有するGoogleならではのサービスですね。Google Analyticsがアクセス解析の会社を一掃したのように、巷のバーティカルサーチエンジンを恐怖に陥れるのでしょうか。

googlesquared

また、先日紹介したGAPMINDERも統計データの表示なので、こちらのアプローチに入ります。

検索エンジン系
扱うデータが膨大なため、検索エンジンの様相を呈していくのではないでしょうか?となると、データの表示は主に今までなされてきたようなグラフ化に落ち着きそうです。それよりも、検索クエリの構文とか、検索方法といったユーザーインターフェースに改善の余地が出てきそうです。

○関係性の視覚化

mixigraph_mac

また、検索エンジン系のアプリケーションでは対象としていない、データ同士の関係性を示そうとする試みもあります。一番わかりやすいのはmixigraphではないでしょうか?ノードとノードがあってその間をつなぐ線があるという図は、実生活ではよく目にしますが、なかなかWeb上では目にしません。

ただ、関係性の抽出という意味では、一つ有名な領域があります。

レコメンドエンジン系
レコメンドエンジンです。主なレコメンドエンジンは、商品同士の関連を計算して、類似商品を表示します。サイジニアのデクワス(画像↓)というレコメンドエンジンでは、ユーザーの指向から類似コミュニティを見つけて、そのコミュニティを利用して関連商品を出しているようです

deqwas

結局mixigraphも、共通の知人や関連性の高い友人を見つるのに使うのが主な目的だと思うので、ある種レコメンドエンジンと言えますね。多くのレコメンドエンジンもmixigraphのような、ビジュアル的アプローチができる気がします。

■2D(ユーザーが自分のデータを表示)

○Web上の描画支援

googlevisualization

Google Visualization APIは、ユーザーのデータをWeb上に表示する際に便利なAPIです。仕組みは簡単で、データを投げるとグラフの画像が返ってきます。また、Google Analyticsなかのひと、といったアクセス解析ソフトも、ユーザーのデータをわかりやすく表示するアプリケーションと言えばこちらの分類ですね。

API系
今後も自分のデータを簡単に、かつ分かりやすく示したいというニーズは増えてきそうですし、こういった描画支援系のサービスはAPIやASP/Saasといった方向で出てくるのではないでしょうか。

○脳内の視覚化
mindmapguidlines

Mindmapに代表されるような、脳を整理するアプリケーション群です。これはこれで別エントリでまとめたいほど多くのアプリケーションがありますが、基本はツリー構造のアプリケーションですよね。個人的にはFrieve Editor(画像↓)というのがオススメです。普通のMindmapではツリー構造しか表現できませんが、こちらは多対多の関係を表現できます。

frieveeditor

認知系
Webに限らず、多くの形が考えられそうな領域です。スライドをインタラクティブに作れるツールとか、ワークフローに特化したアプリケーションとか、それこそ無限に考えられます。けれども、人間の脳をいかに効率的に表現するか、という領域に収まる気がするので、認知系とまとめてみました。

3D(3次元)

上記のグラフ化と一線を画すのが、3Dの方向です。2Dの、「人間が紙の上にまとめる」という考え方が、3Dでは「人間がその中で行動する」という考え方になり、よりインタラクティブなアプリケーションが出ています。

ifree3d

iFree3D(to Techcrunch)(画像↑)は立方体空間の中で、Webブラウジングするアプリケーションで、サイトや画像といったアイテムを、より直観的にいじれるように3Dを活用しています。ま

た、FoxTab(画像↓)というFirefox Addonも、今開いているサイトを、3Dで表示してくれます。

foxtab

ブラウザ系
これらのアプリケーションに共通しているのが、ブラウザあるいはブラウザ支援ツールということです。より実世界に近い形でWebを動き回れたらいいんじゃないか、というのは自然なアプローチはな気がします。AR(拡張現実)も注目を集めていますし、IE vs Firefox vs その他Webブラウザ、という構図が大きく変わりそうな気配がします。

————– まとめ —————

datavisualize

こうみると、本当に分野横断的に色々なアプローチ、アプリケーションがありますね。とはいえ、今回まとめたものだけでも、一通りのトレンドを網羅しているように思えます。つまり、新しいイノベーティブなアプリケーションには、イノベーティブなインターフェースも必須になりつつある、ということなのではないでしょうか。

【参考】
こちらのブログ↓では、扱うデータによってでData Vizualizationの視覚化アプローチを7個にまとめています。

» Data Visualization: Modern Approaches | Graphics | Smashing Magazine

  • Mindmaps
  • Displaying News
  • Displaying Data
  • Displaying connections
  • Displaying Web-sites
  • Articles &  Resources
  • Tools and Services

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Livemocha,iKnow,Lang-8でネット語学を効率的に

2月 3rd, 2009

最近まで卒業研究で死んでたのですが、やはり海外の論文を読むのに&研究室の留学生の方とのコミュニケーションのために英語が必須となっております。

また、海外のベンチャー事情を調べるにあたり、英語だけでなく中国語やロシア語にも手をつけ始めました。

最近は質の高い語学サイトが充実していて、やり方によっては読み書きはこれでかなり上達できるのではないでしょうか?そこで今回は、最近見つけた Livemocha と、おなじみ iKnow 、そしてLang-8 を使ってみて比較しました。

比較結果

Livemocha

livemocha-top

海外発の語学サイトなのですが、日本語に対応しています。しかもかなり色々な言語に対応しており、対応言語は随一の語学サイトかもしれません。

まず『習う』からコースを始めます。ここでは単語の勉強やリスニングといった、いわゆる一般的な勉強を行えます。

ただこのサイトの特筆すべきところは、コースで課題を提出できるところ。ライティングでは、お題を出されて、それに沿った文章を書き、提出することができます。↓

livemocha2すると、提出言語が得意な人たちが課題にコメントをくれます!提出する際に、得意な人たちにお願い(自動でリストアップされます)メッセージを送ることもでき、すぐさまコメントを残してくれることもしばしば。もちろん私も日本語の課題をレビューすることが望ましいので、自分の課題提出時に、別の人の課題をレビューするようになっています。このように、お互いのレビューをかなりpushして行う仕組みになっています。

また、海外発なので、英語ユーザーの多いこと!これは日本初のサービスに比べるとうれしいところです。

さらに、スピーキングの課題も提出でき、発音の練習ができる数少ないサービスです。

iKnow

iknow-topiKnowは去年から有名ですよね。CEOの方が、かなり個性的で印象的でしたw

iKnowはコミュニケーションというよりも、単語・熟語学習に特化したサイトと言えます。もちろん、日記を書く機能もあり、他の人がコメントをくれたりしますが。

 

コースはかなり充実していて、英語を日本語で学ぶコースは80個もあり、自分の興味ある分野を見つけることができます。ビジネスや留学向けのものが特に充実しています。「プロの英語(ファイナンス編)」はかなりちんぷんかんぷんでしたf^^; 難易度も幅広くそろっていて、語彙力アップには最強のサイトではないでしょうか?

iKnowを運営している会社は、かなり記憶力定着の研究をしているようで、本当に覚えやすいです!

最近は中国語など他の言語にも対応しており(コースはまだありませんでしたが)、今後も期待できるサイトです。

Lang-8

lang8-top

相互添削型SNS とうたっているだけあって、かなりコミュニケーション色が強いです。仕組みはいたってシンプル、日記を書くとその言語の得意な人が添削してくれる、というものです。

 

でも添削エディタが非常に充実していて、添削インタフェースはとても使いやすいです。添削ってなかなか表現が難しいのですが、1文1文分けて表示できるなど、細かい部分で工夫がなされています。

また、SNSのトップページに自分の得意な言語の日記が出てくるなど、相互添削する仕組みも充実しています。何でも、

Lang-8に投稿された日記の9割が常時添削されているという。しかも、早いものだと数分、遅くとも1日以内には日記が添削されるというから驚きだ。

とのことw via ひとりで作るネットサービス

3サイト比較

  Livemocha iKnow Lang-8
語彙 ×
英語コースの単語はまだ貧弱に思えます。まだコース自体も充実しておらず、座学的に単語を覚えたりするのは向かない? やはりコースの充実っぷりは群を抜きます。語彙形成はiKnowで十分!  
リスニング ×
内容自体は語彙と同じコースを利用するのですが、設問形式なのでやりやすいです。 「Dictation」機能はかなりリスニング力が鍛えられます。  
ライティング
課題の提出は分量も少なく、毎日やるにはちょうどいい感じです。 単語を打つ機能はありますが、文章を書くというシーンはあまりありません。 自分の好きな文章を書けるので、かなり融通が利きます。もちろん論文など重すぎるものは難しいかもしれません。日記なので他の人ともコミュニケーションしやすい。
スピーキング × ×
課題ではスピーキングも行えます。とはいえ、文章を読んで発音をチェックしてもらう、というものになります。    

個人的にはいかのような使い分けが一番いいかな、と思います。

  1. 毎日、Livemochaで課題を提出する。
  2. 毎日、iKnowで単語を覚える。
  3. 長めの文章を書きたいとき、あるいは友人を作りたいときはLang-8を駆使。

ただ、ほとんど勉強したことのない言語は、まずiKnowで単語を覚えたほうがいいかもしれませんね。

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【雑記】mixiの便利

5月 8th, 2008

先日知り合いに教えてもらった裏技。

mixiの知り合い一覧を探すのは一苦労。
そこで便利なのが、「このコミュニティを友人教える」

» http://mixi.jp/invite_community.pl?id=689

このページにいけばマイミクの一覧が全て出てくるのだ。

これは参加しているコミュニティページの右上から行ける。

非常にしょうもないネタですが、知ってるとかなり便利なので共有。

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アート系イベント探しに便利な「東京アートビート」

4月 27th, 2008

最近アート系のイベントにちょくちょく顔を出すのですが、そんな人に便利なサイトを発見。

tokyoartbeat.png

» 東京アートビート

今までは、下記のような方法でイベント情報を探していました。

美術館.comの展覧会情報

» 美術館.com

全国の美術館の、今やっている展覧会を一覧で見れます。
また、海外の美術館のリンク集もあって、展覧会好きには必須のサイト。

R25.jpのイベントカレンダー

» イベントカレンダー | R25.jp

みなさんご存知のR25。これの最小のページに出てくるイベントカレンダーです。
アート系以外にもイベントも載っていて、たまにヒットするイベントがあったり、毎週チェックしてます。
本誌のものをそのままUPした形式なので、ちょっと見にくいですが。

mixiコミュニティ

やはり便利なのがmixi。大手が拾えないようなニッチなイベントはここからじゃないと得られないです。
ただノイズも多いですが。
ちなみに私は以下3コミュニティを参考にさせてもらってます。

[mixi] 美術館・博物館 展示情報
[mixi] 現代美術
[mixi] 体験型現代美術

では今回紹介する東京アートビートは何がすごいか。

tokyoartbeat3.png

基本的には、アート系のコミュニティサイトのような感じなのですが、まずイベントの網羅率がすごい。

tokyoartbeat2.png

mixiコミュ程のニッチさは無いものの、めぼしいイベントは大概載っています。
かつ終了まであと○日だとか、公開まであと○日という情報が一発でわかるのがいい感じです。
またカテゴリー毎にFeedを発信しているのが、リーダーユーザーにとってはとてもうれしい。

開催場所といったきめの細かいイベント検索も便利です↓

tokyoartbeat6.png

そして、Blogでは各地のイベントのレビューであったり、アーティストのインタビューといったコンテンツが用意されていて、情報サイトとしてもいい感じ。

さらにはクールな建築物といったマニアックなデータベースもあって、アートに携わる人、興味のある人全てが”使える”と思えるサイトかもしれません。

tokyoartbeat5.png

» クール建築

求人情報も提供している当たりが、しっかりとしたWebサイトとしてのイメージを持たせますね。

tokyoartbeat4.png

» TAB ジョブ

かなり多くのイベントがあるので、会社の近くにふらっと寄れる良いアート空間を見つけられるかもしれません。

TAB イベント 最も人気
TAB イベント もうすぐ終了

↑この二つのフィードを登録しておくだけでも、アートな気分になれるかも。

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「ぴあぴあマッピング」:日本のマインドマップ作成ツール

1月 15th, 2008

最近就活で自分の思考の整理のためにやたらマインドマップを使っています。
そんな中こんなものがリリースされていました。

早速試行。

piapia_api.png

» ぴあぴあマッピング – 各種APIを使ったマインドマッピングツール α版

操作感としては、サクサクで中々気持ちいいです。
会員登録しなくても利用できて便利かも。

なんでもAdobe FlexというSDKを利用しているとか。

ただ、α版ということもあり、マインドマップを作るためのツールとしてはまだまだ物足りないですね。
アイコンもなく、編集機能も充実していないので、今の時点では簡易マインドマップ作成ツールって感じ。

ただAmazonやらYoutubeやら、色々なところから商品や動画・画像などを引っ張ってこれるので、商品ごとの整理などに使えるかも。
保存はXML形式で行います。

■他のWEB上で動くマインドマップ作成ツール

【参考】
» マインドマッピングツール『ぴあぴあAPI』α版を試してみた | Ko’s Style

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人物検索エンジンCogolo.jp

9月 24th, 2007

「Cogoloは、ウエブの名探偵。
人間を中心に、日本語で世界を見渡します」

と題してCogolo.jpなる日本発のバーティカル検索エンジンっぽいものがリリースされていました。

cogolo1.png

» Cogolo.jp

人名で検索することもできますが、まだまだ始まったばかりで数が少ない現時点(527人)ではカテゴリーから行くのが無難。
カテゴリーはこんな感じです↓

cogolo4.png

そして、これが梅田望夫さんのページです。

cogolo2.png

画像やwikipediaといったWEBで拾ってきた情報に加え、Cogolo調査といった独自に調査したものを並べています。

Cogolo調査では、
・関連する人物/組織団体/地名
・キーワード
・クラスター
・研究
・メディア(出版物等)
などが列挙されています。

個人的に「研究」部分がおもしろい気がして、これは増井俊之さんの「研究」↓なのですが、過去の研究課題を一覧で眺められます。
アカデミックな情報を知りたい人にとっては中々有益。

cogolo3.png

cogolo5.pngただ、タレントさんやら研究しているわけではない人の「研究」はどうなっているのか良くわかりません。
和田アキ子さんのページでは「研究」に「会話における含意の論理・心理学的抽出モデル 山根一郎」等、あまり関係なさそうなものが出たりとまだまだこれからという感じ。

まあ、これから芸術家は主な代表作、といったカテゴリ毎に内容を分けたりしていくのでしょう。
まずは調査人数を増やすことが第一優先事項だとは思いますが、ここらへんwikipediaやgoogleみたいに自動化できたらいいね!今は半自動化なのか。1分おきくらいに新しい人物が増えてるし。
—-
でも作者の方のtwitterを拝見する限り、結構ほぼ自動化っぽい。
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一応調べて欲しい人物をCogolo側に送ることはできるのですが、色々SPAMも混じりそうでもっといい仕組みがあったらもっとおもしろいかも。

ちなみに、その人物について書かれたブログも表示されていてここらへんは自動化で楽~。
前回のprocessingの記事増井俊之ページに表示されています。

人物の検索エンジンは前々から考え付きそうなものだったので、Cogolo.jpがどのようになっていくか、注目です。ユーザーやデータが増えてきたら色々できそうですね。


どこにも運営会社が載ってねえ!と色々調べてみたら、POLYPHONETという研究機関?が運営しているようです。
この組織、SNSをはじめ、人々のネットワークを可視化する技術を研究しているらしく、かなりアカデミックな組織なようです。POLYPHONETも注目!
—-
皆さん運営機関が気になるようで。
調査方法はTOPページの左上の部分のソースを見たらcopyrightが載ってました。
—-

【関連】
» 秀逸バーティカルサーチエンジン10選

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