Web系企業の従業員一人当たり売上高ランキング
最近、「小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則」という本で話題の、37signalsのブログで、Web系ハイテク企業の従業員一人当たりの売上高ランキングを出していました。

» Ranking tech companies by revenue per employee – (37signals)
The Calacanis/DHH discussion touched on the idea that web companies should pay more attention to unique visitors per employee. The theory: That ratio forces you to get away from talking sheer size/traffic and instead focus on efficiency.
この記事で、Web企業はもっと従業員一人当たりのユニークユーザー数に注意を払うべきだ、という提案がされています。
はじめはAlexaのランキング順位で比較していたみたいですが、AmazonとGoogleのトラフィックはそもそも中身が異なるということで、年間売上を比較していました。
よく自分の給料の4倍は稼げ、と言われたりしますが、Craigslistは神としても、一人当たり1億円くらい稼いでいるGoogleやAmazon、Facebookは非常に効率のよい体質なのが分かります。
では、日本企業はどうなのか?
日本企業は事業効率が悪いという印象があったのですが、実際のところどうなのか、同じ指標を用いて調べてみました。
日本のWeb企業の従業員一人当たり売上高ランキング

| No. | 企業名 | 従業員数(人) | 売上高(百万円) | 一人当たり売上高(百万円) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | グリー(株) | 118 | 13,945 | 118.17 |
| 2 | (株)ディー・エヌ・エー | 442 | 39,030 | 88.30 |
| 3 | (株)CHINTAI | 108 | 9,244 | 85.59 |
| 4 | ヤフー(株) | 3,560 | 250,240 | 70.29 |
| 5 | (株)ザッパラス | 149 | 9,612 | 64.51 |
| 6 | (株)ファンコミュニケーションズ | 129 | 8,016 | 62.13 |
| 7 | (株)一休 | 47 | 2,790 | 59.36 |
| 8 | (株)サイバーエージェント | 760 | 42,442 | 55.84 |
| 9 | (株)ミクシィ | 247 | 13,600 | 55.06 |
| 10 | (株)カカクコム | 229 | 12,067 | 52.69 |
| 13 | 楽天(株) | 2,625 | 113,555 | 43.25 |
| 19 | クックパッド(株) | 58 | 1,083 | 18.67 |
(売上高や従業員数はYahoo!ファイナンスから抜粋)
時価総額が100億円を超えるWeb系企業の、従業員一人当たりの売上高ランキングをグラフ化しました。
(理想的には営業利益で比較すべきですが、上記米国企業と比較するために売上高でランキングをしています。)
示唆
・グリー、DeNA当たりは、最近のびっくり決算から見ても当然のように思えたが、意外にヤフーが健闘、一休が少ない従業員ながら大手に引けを取らない売上を上げる良い企業体質っぽい。
・たまにGoogleが「一人当たり1億稼いでる!」というのをニュースやブログで目にするが、日本企業と比較してもそこまで非現実的な数値ではない。
(Googleのすごいところは、従業員が19,835人もいる、ということかもしれません。)
・向こうのYahoo!やebayと比較しても、圧倒的に日本企業が劣っているというわけではない。
もちろん業界の平均を比較してみないと結論は出ませんが、向こうのメジャーな企業と比較してもトントンな企業も多いというわけです。
・とは言え、Craigslistのような一人3億円稼ぐようなバケモノ企業は、今のところ日本には無い。
上場していない企業もあると思いますが、さすがに数十億稼いでいて従業員数が1桁、っていうのはあまり見たことがありません。
※ngi groupが従業員を8人としていることもあり、数値上そのような構造になっていましたが、売り上げの多くが投資から来ていそうな点と、一気に従業員を減らした点から例外だと思われます。











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