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Archive for the ‘ベンチャーキャピタル’ Category

あなたがウォッチすべき世界的テクノロジーベンチャー50

6月 20th, 2009

BusinessWeekと、ベンチャー企業のマーケットリサーチを行っているYouNoodle(独自のアルゴリズムでベンチャー企業の数値評価をしているサービスで、割とVCの間でも好評なようです via Techcrunch)が、国の枠を超えて注目を集めているテクノロジーベンチャーを発表していました。

Our list includes fledgling tech companies—most started in 2005 and later—from the U.S., China, India, Israel, and Russia that are attracting some early buzz and are poised to grow beyond their regional or niche-market origins.
» Fifty Tech Startups You Should Know

また、Track In – Indian Business Blogでは、リストの中でインド人が創業者の会社はいくつあるか調べていました。結果、6/50社とのこと。実際私がシリコンバレーに行ったときも、インド人起業家・エンジニアの多さを実感しました。(Amazon AWSのイベントでは3割近くがインド人だったように思えます。)

しかし、、、日本人が創業しているベンチャーが一つもないですね。。。もちろん、アメリカでの指標ですし、外に出るだけが能ではないですが、リストにはアメリカに限らずスペイン(1社)やブラジル(2社)なんかのベンチャーも入っていて、なんか、悔しいですよね。早いとこ弊社も外に出てみたいものです。

最近では日本のベンチャーも海外を視野に入れてきていて、数年後また事情が変わってきている気もしますが、中々厳しいのが現状かもしれません。

ただ、全く日本人がベンチャー界隈で活躍していないかというと、そうでもなくて、VC・投資家として活躍している日本人企業がいくつかあります。

別エントリ”日本人色のするベンチャー関連企業@世界”にまとめてみたので、ご興味ある方はご覧ください。

アメリカ以外をベースにするベンチャーをマークアップしてみます。↓

Company Headquarter Total Funding
(in Million Dollars)
Year Funded CEO
Cotendo San Carlos, Calif. 7.0 2008 Ronni Zehavi
Proclivity Systems New York 6.2 2006 Sheldon Gilbert
Monitise London 19.0 2004 Alastair Lukies
Cloudera Burlingame, Calif. 11.0 2008 Michael Olson
Bloom Energy Sunnyvale, Calif. N/A 2002 K.R. Sridhar
Positive Energy Arlington, Va. 15.5 2007 Daniel Yates
Nila Los Angeles 0.6 2004 Jim Sanfilippo
Fusion-io Salt Lake City 66.5 2006 David Bradford
Raydiance Petaluma, Calif. 20.0 2005 Barry Schuler
Pelago Seattle 22.4 2006 Jeff Holden
SynapSense Folsom, Calif. 11.0 2006 Peter Van Deventer
Modu Kfar-Saba, Israel 85.0 2007 Dov Moran
Inrix Kirkland, Wash. 31.1 2004 Bryan Mistele
Sermo Cambridge, Mass. 37.5 2006 Daniel Palestrant
Livescribe Oakland, Calif. 18.6 2007 Jim Marggraff
Palantir Technologies Palo Alto, Calif. 36.7 2004 Alex Karp
SecondMarket New York N/A 2004 Barry E. Silbert
Better Place Palo Alto, Calif. 200.0 2007 Shai Agassi
Boxee New York 4.0 2008 Avner Ronen
Mochi Media San Francisco 14.0 2005 George Garrick
Huddle.net London 4.0 2006 Alaisdair Mitchell
Metaweb Technologies San Francisco 57.0 2005 Thomas Layton
Fon Madrid 48.0 2005 Martin Varsavsky
Loopt Mountain View, Calif. 13.3 2005 Sam Altman
Xobni San Francisco 14.6 2006 Jeff Bonforte
KupiVIP Moscow 11.0 2008 Oskar Hartmann
Spotify Stockholm 20.0 2006 Daniel Ek
TokBox San Francisco 14.0 2007 Ian Small
PBworks San Mateo, Calif. 2.5 2005 Jim Groff
Kosmix Mountain View, Calif. 55.0 2005 Venky Harinarayan
Evernote Mountain View, Calif. 13.5 2005 Phil Libin
Yola San Francisco 25.0 2007 Vinny Lingham
Adconion Media Group London 80.0 2005 T. Tyler Moebius
QueBarato Brazil 6.0 2007 Pending confirmation
TheFind Mountain View, Calif. 26.0 2006 Siva Kumar
Daylife New York 8.3 2007 Upendra Shardanand
Jajah Mountain View, Calif. 28.0 2005 Trevor Healy
AdMob San Mateo, Calif. 47.2 2006 Omar Hamoui
Ibibo Gurgaon, Haryana, India N/A 2007 Ashish Kashyap
Justin.tv San Francisco 4.0 2006 Michael Siebel
Komli Media ** Mumbai, India 7.0 2006 Amar Goel
RockYou Redwood City, Calif. 68.5 2006 Lance Tokuda
Etsy Brooklyn, N.Y. 31.6 2005 Maria Thomas
Sonico Buenos Aires 4.3 2007 Rodrigo Teijeiro
Scribd San Francisco 12.8 2007 Trip Adler
Slide San Francisco 58.0 2005 Max Levchin
OpenDNS San Francisco 2.5 2005 David Ulevitch
Tudou Shanghai 84.5 2005 Gary Wang
Ning Palo Alto, Calif. 104.0 2004 Gina Bianchini
Zynga San Francisco 39.0 2007 Mark Pincus

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政府系VC?「イノベーション創造機構」

11月 19th, 2008

先日、産学連携関連でお世話になっている方の同行で、経済産業省に行ってきました。

なんでも、イノベーションを促進するために、政府が出資するベンチャーキャピタルの創設を企画中とのこと。
現構想では、そのベンチャーキャピタルには民間のキャピタリストや起業成功者の方を招いて、ファンドを運用していくようです。

構想段階なので、様々な方の意見を聞いて、煮詰めていくということで、そのヒアリングの一環でお邪魔させていただきました。

そもそもそのファンドにふさわしいキャピタリストが日本にいるの?
これが全ての発端で、最後まで尾を引く議題でした。
それは量的にもそうですが、そもそもうまくいっているキャピタルの方が、わざわざ制約の多い政府の金で投資したがるかというと疑問、という集め方の問題もある、と。

シリコンバレーのように、投資対象を厳選し、さらに数社をじっくり面倒見るタイプのキャピタルの少ないこと。
もちろん非常に優秀なキャピタリストさんも独立系を中心にいらっしゃいますが、サラリーマンキャピタリストが多いのも事実。新卒でベンチャーキャピタルに行く友人の周りの内定者話を聞くとげんなりします。
もちろん後者でも投資センスが抜群によい方で結果を残されてる方の話も聞きますが、経営する側としては、突然の営業で来て自分よりも業界に詳しいわけではない人に信頼は置けるかというと疑問。
特に海外のベンチャーキャピタルをウォッチしている人にとっては・・・

また、プレーヤー自身も数が少ない。
大企業の援助をやめて、エンジニアがあぶれさせ、リスクを取って独立するようにするべきだ、という極論も飛び出しましたが、実際起業・独立される方の数が絶対的に少ない。
また、とりあえず社長になりたいという人が多く、本当にCEOにふさわしい人が経営をしている会社が少ない。参考:シリコンバレー訪問7:VC(日本人Founder)

さらにはプレーヤーの中でも初めからグローバル思考の人が少ない
経産省の担当の方は、先日までボストンにいらっしゃって、ボストン周りのスタートアップをめぐって鍛えられるMITのプログラムを見てこられたそうなのですが、日本人が一人もいなかったと。
世界中から応募が殺到しているのに・・・
日本の新興市場に上場するより、初めからNASDAQに上場しようと思うくらい必要なのでは?という意見も。

日本は上場が早すぎる。売上数億程度はシリコンバレーのベンチャーのseries B,Cクラス。
最近も相次いでベンチャーのIPOが発表されて、めでたい話ではありますが、上場しちゃうと黒字を出し続けなければならない。
適切なタイミングでもっと勝負できるようにしないと、本当のBigベンチャーは生まれないのでは?
という市場自体の問題も挙げられました。

と、ここまで話されてきて、分かり始めたのですが、
この本来ならseries B,C程度のベンチャーに、どんと数億、数十億投資できる”規模”の投資ができるキャピタルにしたい、
というのが「イノベーション創造機構」の狙いでした。

この発想自体は非常に共感できます。そもそも日本にはありませんでしたし。
けれども、こんなことできるキャピタリストが日本にいるの?
成功したキャピタリストでも2,3億以上で出資しているという話はほとんど聞きません・・・

結局ヒトの問題に戻ってしまい、本当に仕組みづくりが難しいプロジェクトだと実感。
その金で抜本的にヒトを教育する制度を見直す、支援する方が先かなと思いました。

ただ企画の部署が、投資担当の部署のようで、別の分野の企画をするというのも難しそうな印象を受けました。縦割り。

しかし、難しい難しい言ってても不毛なので、一つ案としてこれぞ!というキャピタルの人に10億1社ずつ投資させてみる、という実験を試してみるのもいいのではないか。
正直、ベンチャー界隈のことなんてやってみないとわからない、というのが事実だと思います。
(そこに投資されるお金は税金なんですけどね・・・そこのコンセンサスもやはり難しい。。。)

と、以上、ベンチャー環境の不満ばかり挙げてきましたが、その後、経産省の方と飲みに行った時の一言。

もっと若い人には反旗を翻して欲しいんだよ、俺は

この方は、学生運動でならした世代の方と良くお会いするそうで、確かに今の若者(自分含む)はおとなしくなった気もします。
逆に言えば、勝てない勝負はしない、スマートになったと言えるかもしれませんが、とはいえ社会に対する我々のメッセージが無さ過ぎるのではないか?

じゃあ、あまりにもおかしな定額給付金について、国会議事堂前でデモるか、とか考えてみましたが、ここはベンチャーに携わる者。
事業で既存のビジネス・体制を破壊する
これが最も重要な信念だと再認識しました。

【参考】
こちらの方が深くこのプロジェクトに関わっているようです。
参議院議員 田村耕太郎 公式ブログ // 政府系ファンド設立奮闘記

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シリコンバレー訪問8:VC(日本人)-こっちと日本VCの違い

9月 17th, 2008

そしてこの日は再びVCの方を訪れました。
今回はVCが連なる Sand Hill Rd の会社。なんというか、コテージみたいなオフィスです。

VC(日本人)の方とmtg

こっちは数十億単位で出資されるが、それはほとんど高年収の人件費へ。

優秀な人材への投資はケチらないこと。
そして半年やってみてだめだったらあきらめる。

非常にスピードを意識した投資モデルですね。
こっちのエンジニアは年収1000万は無いとStart-upには入ってくれない。しかも大企業よりリスクが大きい分、さらにストックオプション等のメリットも必要とのこと。

日本のベンチャーでは完全に精神部分でのつながりが重要視されますが、お金の部分はないがしろにされるべきではないと思います。
失敗覚悟の高額投資の無い日本では難しいモデルかもしれませんが、爆発的なベンチャーを量産するには理にかなったシステムのように思えます。

出資を受ける場合2社くらいがチョウドイイ。

経営者側としても付き合いやすいし、かつ2社だけなら他の出資者が見える分、彼らも本気を出さざる得ない。VCの本来的な役割は、ハンズオンで起業家の身になって手伝うこと。従来のシンジケート方式は、モラルハザードを起こし、日本での健全なVC市場を育てる意味でも、弊害が多い。

日本のベンチャーは一回の投資金額が少ない分多くのVCから出資を受ける例が多いですが、こちらのモデルも理にかなったシステムですよね。
また、友人が日本のVCに就職されるみたいで、仲間の内定者さんらの話を聞いて驚愕しました。
彼らはベンチャーに興味があるわけじゃない。一つの金融機関としてVCを見ている。
と。う~ん。。。

VCに話すとパクられるというリスクについて。

出し惜しみをして開花しない方がリスク。真にユニークはゼロに近い。最終的なビジネスの勝負は、技術の優位性だけではなく、いかに優れた組織を作り上げて、世の中に認知され(Mkting)、買い手が付き(営業)、満足するか(Retention)であり、IP(知的財産)勝負ではない。

VCにプレゼンした後日、そのアイディアが他企業で実践されていた、というお話も聞いていたのですが、これくらいの心持ちが重要ということかもしれませんね。
ideaを親身になって話せるVCに相談する、ことも重要ですね。それが”できる”のがSVかもしれませんが。
(もちろん日本にも独立系VCの方を中心に本当に親身になってお話を聞いてくださる方もいらっしゃいます。)

逆に日本は事業するにはいい環境。

競合少ない、市場規模も大きい、公開マーケットもしっかりしている(流動性が低い、市場の参加者が個人等々の問題もあるものの)。

さて、上記までは「ベンチャーやるならSVだろ!」的な話でしたが、ここで一転、一つのパラダイム転換です。
そういった見方で日本市場を見たことはありませんでした。Techcrunch50でも感じたのですが、イスラエル等外国から来ている企業も多くいて、インターネット企業はネットさえあればビジネスできる環境になりつつあるのかもしれません。

経営者となったら一極集中すべし。

有名・副職路線に走ると、従業員がついてこない。成功している企業はFocus Focus Focusに尽きる。有名人になるのは、成功したあと。

確かにそのとおりで、本当にいけてるベンチャーは顔出しする余裕すらない、と。
この方にTechcrucnh50に行くことを申し上げたところ、
私はカンファレンスにはあまり行かないようにしている。ああいうとこに来る企業で本当に爆発したのって無いでしょ?GoogleなりYahooなり。
とのこと。

これは経営者を目指すものとして非常に Critical でした。企業のブランディングが叫ばれる昨今、今一度本質を見る姿勢が大事なように感じました。

逆にメンバーとしての立場なら色々やっていい。

逆にTOPではなく、従業員としてなら会社のブランディングのためにやってもいい、とのこと。見極めが難しいですねf^^;

やはり奥さん選びは重要w。

特に自分のリスクアペタイト(いかにリスキーな人生を歩む予定があるか)を理解してもらうことは重要。

勝負するには結婚も重要な課題。20代が言い訳にならないプロセスですしね。。。

いやはや、Start-upをするという設定で色々お聞きしたせいか、本当に多くの学びを得ました。
近々日本に来られるそうで、学生である私の話も親身になって聞いていただき、今後ともお付き合いしたい非常に見識のあるVCの方でした。

【関連】
» シリコンバレー訪問1:Early-stage VC
» シリコンバレー訪問7:VC(日本人Founder)

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シリコンバレー訪問7:VC(日本人Founder)

9月 16th, 2008

今日は朝からお会いする予定があったので早めに家を出て・・・のつもりが渋滞にはまりf^^;
Palo Alto近辺は9:30amらへんでもかなり混んでます。
結局20分弱の遅刻をしてしまいご迷惑をおかけしました。

VC(日本人創業者)の方とmtg

こっちの起業家のモチベーションは基本的に「強欲」じゃね?

特に学生は考えが未熟なので欲であることがほとんど。

これには共感で、私も結局人のモチベーションの根源は「欲」か「コンプレックス」しかないと思っています。基本的にこの理論はほとんどの成功されたビジネスマンに当てはまると思います。

ですが、今の日本人、特に我々世代は両方無いパターンが多いのではないでしょうか?僕自身もそこそこの生活をしてきて、そこそこの学歴で、可もなく不可もなく。。。(世界的に見れば圧倒的に可かもしれませんが)

これはある意味いいことかもしれなくて、精神レベルでの進化を求めて、欲・コンプレックスを超えた「奉仕」というもので突き動かされる人が多くなっているのも事実です。
(NPOや社会企業というものが学生の間で活発なのもその証ではないでしょうか。)

NPOも結局金。

むしろベンチャーよりも固定収入が無い分常にファイナンスが必用。

この方もNPOをやられているそうですが、2億円単位のファイナンスで活動されているそうです。
このことを忘れて、NPOや社会企業に走るのは私も感心できない。私観ですが、上記に挙げた”現状の”「奉仕」精神では、欲やコンプレックスに突き動かされるハングリー精神には勝てないと思います。
強欲信者らは命をかけていますから。

もちろん、命を懸けて社会貢献されている方もいます。そういう人は尊敬されてしかるべきだと思っています。

結局「欲」を換気する仕組みが日本にないからベンチャーが育たない。

欲深い人は日本では嫌われてしまいますよね。でもこれでは国際競争には勝てない。
日本でも成功して金持ちになる人がどんどん出て来ることが、ベンチャーの育つ最も大きなソリューションだと。数が出てくれば、ホリエモンのように集中していちいち叩けなくなってくると。

そのためにも有望なベンチャーが数多く出て来ることが必要となってきます。

こっちはCEOを変えやすいから、投資家としてはやりやすい。

だからCEOに大半の株を持たせないようにしている、とのこと。
これは完全に日本とは違いますよね。51%でギリギリ持っている人がどれだけいることか。
でも本当に事業の成功、従業員の幸せを考えると、だめだったらCEOは変えられるくらいの方が合理的でスピーディかもしれません。

そもそもCEOとエンジニアの資質はまったく違う、というお話はこちらでよく聞きました。
Steve Jobsも数%しか持っていなかったはずです。会社の時価総額自体を上げまくれば、パーセンテージなんて関係ないという大きな発想が、こちらでは認められるみたいです。

日本ベンチャーの注目度は、、、孫さんくらい?

結局、そういう感じなんだとw
日本国内では有名でも、国際的に知られているベンチャーって・・・皆無?
それはきっと人・技術力の問題ではなく、発想・マーケティングの問題と思っています。
ただ最近も多くの起業家が世界を舞台にしているので、今後面白くなってくるのではないでしょうか?

参考:前バイトしていた株式会社ALBERTが中国進出いたしました。
ALBERT 日本発レコメンドエンジンで海外進出 中国最大級ビューティポータルサイトで導入

インド人は非常にCompetitive
IITのカンプール校は、IITで一番優秀な人が集まるキャンパスなのだが、そこで首席だった投資先の人の頭の良さは次元が違う。
カンファレンスとかでも彼が全てもっていってしまう。

こちらは本当に予想以上にインドの方が多いです。技術系のイベントの参加者の1,2割はインド人でした。
彼らは上記に挙げたハングリー精神の権化と言えるべき存在で、優秀で人望もあれば成功しない方がおかしいのかもしれません。
ただ英語は聞き取りずらいですねf^^;

今回のmtgをはじめ、こちらではネットワークが大事と、散々書いてきましたが、そのためには、
「短時間で」「相手に印象付ける」術が最も大事だと学びました。
なまじエンジニアの私には非常に苦労する部分で、意識的に鍛錬していかないといけないと感じました。

【関連】
シリコンバレー訪問2:日本向インキュベーター

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シリコンバレー訪問1:Early-stage VC

8月 30th, 2008

シリコンバレーに来ていますが、初日は特に何もしなかったので2日目からレポート。
個人的なハイライトをまとめます。
(San Joseから南下して、アザラシを見に行きました。)

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VCの方とLunch

ハーバードB.S. & UC, Berkeley MBAを卒業されて、現在$500 million規模のファンドを持っているVCで働いている方とお会いしました。最近珍しくEarly-stageに投資をしているVCです。

VCになるんだったらIB、コンサルがいいよ。色々な世界が見れる。
 
新卒からIB(投資銀行)、コンサルにどっぷりだった人が事業を興す場合、金融・コンサル以外は難しいと個人的に思っているのですが、VCに限ると違うようです。この方も有力IB出身で、ベンチャーの方からの信頼も厚いのだと感じました。(Linkedinを拝見)

やはり事業で成功した方のほうが成功しやすいという印象もありますが、結局、どの企業が伸びるかを見定め、起業家を尊敬し、良い関係を築ける人が成功する職だと思います。もちろん事業で成功した方が上記のプロセスを満たしやすいのは事実ですが。 

Start-up企業のデューデリジェンス(価値算出)は難しい。

とにかく人と会って話す。話す。話す。
それは投資候補の経営者のみならず、他の投資家にも「あそこはいくらか」を尋ねて比較し、最終的にに決定する。

インドなどの新興市場はどうか?

面白いとは思うが、結局今はイノベーションうんぬん以前の段階。インフラ整備とか。
アメリカのテクノロジーを向こうに持っていくというのもアリだが、まだまだ現地はテクノロジーとしては未熟だし、技術的に面白いかどうかは疑問。

これってVC関連の方の共通認識のようです。

アジア市場に興味はありあり。でも情報は全てこっちで手に入るので、アジアに行く意味はあんま無い。

10月にOpenWebAsia08というカンファレンスが韓国であるのだが、どうか、という提案を投げかけたところ以上のような回答w
やはり人・情報が集まるのがシリコンバレーということのようです。
もちろん現地に行けばもっと詳しい・生々しい情報が手に入ると思いますが。

そして、帰りにOracle本社に寄って来ました。

oracle.png

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テーマ”Global”@Infinity Ventures Summit

6月 9th, 2008

先日までInfinity Ventures Summitにスタッフとして参加させいただいておりました@札幌。メイン会場の左端でプロジェクターのスイッチングをやっておりました。

日本のITベンチャーの縮図と言える様なこの会で学んだ雑感をまとめます。

個人的に感じたテーマ(日本のITベンチャーのテーマとも言えますが)はもうまさに Global に尽きるなぁと。

Global

Global と言っても抽象的ですが、ここでは単に日本企業が海外進出という次元の話ではなくて、Global企業の定義は?国籍を超えてGlobal企業になるにはどうしたらよいのか?議論されました。
(Session 9 インフィニティ・ベンチャーズ -  世界の起業家のフリートーク)

「インターネット業界では米国以外でもGlobal企業になりうるか?」

肯定派と否定派に分かれ、特に印象的だったのが否定派の方の「インターネットは米国が最も市場が大きく、かつ人々がWEBに対して先進的なのでインターネットで成功するには米国を抑えないと話にならない」という意見です。

ただMobileでは中国、韓国、日本にチャンスがある。なぜなら明らかに世界に先んじてMobile Contentsが発達しているから、という補足もありました。
もちろん、日本がMobileでGlobalに展開していくためには、業界の規格をGlobalなものにしていく必要があると思いますが。

そもそもGlobal企業になる必要があるのか?

各国にも十分な市場があるのだから、それでTOPを取るだけでも十分なんじゃないか、という意見が出ました。
これに対して、別に各国専門でやる必要もないのではないか。そもそもインターネット自体Globalなものなのだから、逆に各国の市場だけでやろうと考えること自体がおかしいのではないか、と。

私はこの意見に同感で、Criticalな表現ですが、国内で日本人からお金を取って、日本人と競争する意味を感じません。日本企業の現在のMissionは外貨を獲得することだと思っています。

ライフスタイルの破壊

これは特に、スポーツ選手の資産運用を行うFunds of FundsのHRJ Capital, Darren Wongさんが語っていて印象的だったものです。

投資先として魅力的なのは、既存のライフスタイルを根底から覆すビジネス。Launch Padでも色々あったが本当に生活を変えるのはほとんど無かった。もちろん生活の一部、例えば購買行動を変えるだけでも十分なインパクトがあるが。
とのことでした。

また、ネットライフの岩瀬さんが、日本では人々の変えたい!というニーズから生まれるサービスって非常に少ない。あったら便利かも、というサービスばかりじゃないか、おっしゃっていたのも印象的でした。
ネットライフの社長は、ずっと生保業界で抱えてきた煮え切らない不満を今のビジネスにぶちまけているともおっしゃっていて、たしかにパワーがあるように感じます。

英語

いづれにしろ、Globalに展開している企業の共通要素は英語だ。現時点で英語が最も大きな市場であるのは事実だ、という話です。
もちろん英語版サービスというだけでなく、英語圏に限らず他国で勝負するというMindを持っておかないといけませんが。

今回のIVSでもセッションの半分以上は英語をメインに進められ、もう英語ができないとベンチャービジネスをやることさえままならないかもしれません。

以上のようにGlobal化の必要性をまざまざと見せ付けられたイベントでした。
これはベンチャーに限らず日本経済全ての当てはまることですね。
その中で私は、外貨獲得というMissionのために、新卒から海外で勝負しようと考えています。

またスタッフ参加させていただいた、Infinity Venturesの小林さん、小野さん、田中さん、本当にありがとうございました!

—————————-

ちなみに、Launch PadではジェイマジックのAdphotoが優勝されていました。
ようは画像から適切な広告を出す、という技術なのですが、上記のDarrenさんもビジネスを覆すサービスとして話題に挙げられていました。

» 画像連動型広告プラットフォーム「Adphoto」(アドフォト) – 顔ちぇき!のJ-Magicから

また、1年のときにバイトをさせていただいていたALBERTもDarrenさんがコメントされていました。ただ、これは生活を覆す程のものでもない、という厳しいお言葉付でしたがf^^;、きっと人々の購買を覆すだろうとおっしゃっていました。

» ECや広告の常識を覆す自動画像解析エンジン「SUDACHI」

【参考】
インフィニティ・ベンチャーズ小林雅のBlog: インフィニティ・ベンチャーズ・サミット開催報告

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伊藤忠VC訪問メモ

2月 7th, 2008

なぜか伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式社長の安達 俊久氏に会ったので、メモる。

» http://www.ventureza.jp/vc/index010.php

なお、半分自分の私観が入っているので鵜呑みにしないように。
かつ好戦的な文章も含まれますが、ほとんど私の理解を極端に書いただけです。

大学の学者陣の大半はビジネスを知らなさすぎる
産学連携といいつつ、ほころびが生じ始めている。
彼らは企業の決済の仕組みを知らない。
平気で「研究費だけ企業に出させて権利は大学」という契約書を出してくる。

最近Japan Passingがひどい
もはや米VCが日本に出張に来ることは無い。中国・韓国がメイン。完全無視。
日本には料理を食べに来るだけf^^;

大企業がベンチャーと取引しない今までは部長決算レベルだったものが不景気により役員決算に。
よってベンチャーと大企業間の取引がより一層難しくなった。
また、ベンチャー自体のレベルも低い?

【参考】

――米国は中学生のレベルも高かった?
 そうですね。誰がこのプログラムを書いたんだろう、と感心すると自分より年下だったりすることもありました。中学生や高校生で会社を立ち上げる人も普通にいました。日本にもそういう人材はいますが、米国では技術的に大企業と太刀打ちできるレベルだったりします。
 米国と比べたとき、やはり日本が一番ネックになっているのは英語です。私も(天才プログラマーに選ばれたのは)ほかの人に比べて才能があったというわけではなく、ただ単に小さいころから英語が読めたというだけだったとも思います。日本では、例えば大きな書店に行っても、書棚にある一番難しい本ですらその分野の入門レベルでしかありません。
» 「真のゆとり教育」が生んだ18歳天才プログラマー

ドメスティック狙いのビジネスはグローバルビジネスになりえない
某SNSや某モバイルゲームの会社は日本では爆発的にヒットしたが、このモデルをそのまま海外に持っていってヒットするはずが無い。
となると、グローバルビジネス展開できる企業は差別化技術を持たないと厳しい?

大学側が少子化に伴いやたら院に入れたがろうとしている
特に理系はひどい。
某大学のライフサイエンス系の学科では、学部の研究室配属面接で「ドクター(博士課程)まで行くよね?」と圧力をかけてくる。
これはうちの大学でもそういうオーラはあった。
同時に、無思考で大学院に進む学生が多すぎる。

学生も大企業志向に学生も現金なもので、不景気を越えて大企業が再び採用しだしたら大企業に流れた。
ベンチャーに行く学生が非常に少なくなってしまった。
これでは人材不足でベンチャーが破綻するのが目に見えている。

日本のITはもはや成熟産業、と思っているVCは少なくない
日本ではITを中心にやっても、全然儲からない。
ここ10年で活気的な日本発ITベンチャーなんて皆無。
だからバイオとか半導体とか、いわゆるハイテクものに手を広げざるをえない。

技術者の必要性
とは言え、技術!技術!と叫ばれる昨今、圧倒的に技術者不足。
技術を分かってかつビジネスできる人の強さは尋常で無いかも。

・・・技術者っていいよね~w

【参考2】
» 港区赤坂四畳半社長:グローバルニッチ。日本人としてどこまでやれるか

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