シリコンバレー訪問1:Early-stage VC
シリコンバレーに来ていますが、初日は特に何もしなかったので2日目からレポート。
個人的なハイライトをまとめます。
(San Joseから南下して、アザラシを見に行きました。)
■VCの方とLunch
ハーバードB.S. & UC, Berkeley MBAを卒業されて、現在$500 million規模のファンドを持っているVCで働いている方とお会いしました。最近珍しくEarly-stageに投資をしているVCです。
・VCになるんだったらIB、コンサルがいいよ。色々な世界が見れる。
新卒からIB(投資銀行)、コンサルにどっぷりだった人が事業を興す場合、金融・コンサル以外は難しいと個人的に思っているのですが、VCに限ると違うようです。この方も有力IB出身で、ベンチャーの方からの信頼も厚いのだと感じました。(Linkedinを拝見)
やはり事業で成功した方のほうが成功しやすいという印象もありますが、結局、どの企業が伸びるかを見定め、起業家を尊敬し、良い関係を築ける人が成功する職だと思います。もちろん事業で成功した方が上記のプロセスを満たしやすいのは事実ですが。
・Start-up企業のデューデリジェンス(価値算出)は難しい。
とにかく人と会って話す。話す。話す。
それは投資候補の経営者のみならず、他の投資家にも「あそこはいくらか」を尋ねて比較し、最終的にに決定する。
・インドなどの新興市場はどうか?
面白いとは思うが、結局今はイノベーションうんぬん以前の段階。インフラ整備とか。
アメリカのテクノロジーを向こうに持っていくというのもアリだが、まだまだ現地はテクノロジーとしては未熟だし、技術的に面白いかどうかは疑問。
これってVC関連の方の共通認識のようです。
・アジア市場に興味はありあり。でも情報は全てこっちで手に入るので、アジアに行く意味はあんま無い。
10月にOpenWebAsia08というカンファレンスが韓国であるのだが、どうか、という提案を投げかけたところ以上のような回答w
やはり人・情報が集まるのがシリコンバレーということのようです。
もちろん現地に行けばもっと詳しい・生々しい情報が手に入ると思いますが。
そして、帰りにOracle本社に寄って来ました。
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