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松本人志と茂木健一郎の対談をピックアップ

via Brutus

またもやBrutusから。

脳科学者で有名な茂木健一郎が松本人志と対談をしています。その中からおもしろい!なるほど、と思ったところをピックアップ。

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口に出した時が2回目なのかな

意外と僕の作るものって2回目、3回目の方が面白かったりするんですよね。

おそらく僕の中では、脳に出て来たときが時が1回目、口に出した時が2回目なので、僕の中では2回目なんですかね。

すごく面白い表現。その場で思いついたことでも言ってるときには2回目、ということだそうです。茂木さんの言うように普通の人は、しゃべっているときに自分が思っていることを実感するわけですが、まっちゃんにはそれは無いとのこと。
これが天才の要素なのかはわかりませんが、そういう発想っておもしろいですよね。僕らはコードを書いて実際に動かしてみて初めてこんな感じか、と実感しますが、天才プログラマーと呼ばれる方が、頭で仕様を考えたあとは手が勝手にコーディングしてくれる、と表現しているのを聞いたことがあります。

僕らの仕事ってもう頂上からはじまってるんですよ

スポーツ選手は階段を上がっていくような感じやと思うんですね。でもね、僕らの仕事は違うような気がするんですよ。実はもう頂上から始まってるんですよね。僕らの仕事って頂上に旗は立ててるんですよ、それで後は頂上に旗立てたってことをみんなにいかに分かってもらうかっていうだけの。

なるほど!と思いました。このくだりは小学生のときの話題から繋がるのですが、まっちゃんは一部の男子にはすごくウケてたけど人気者ではなかった、とのこと。その話を聞いて茂木さんが、世の中で有名になる人って、有名になるはるか前に何かスゴイものがあるんですよ、と付け加えています。
つまり、芸の原点はもう出来上がっていて、いかにそれを知らせるか。これってWEBの世界も一緒ですよね。ブログでもすげー面白いことかいてても全然広まってなかったり。ただ、知らせる方法・マーケティング力というものは成長と共に身につくものなのかもしれません。

ほんとに怒りで90%くらい成り立ってる感じがしますね

松本さんの笑いの背後にあるのは、実は怒りなんですかね?

怒りです。ほんとに怒りで90%くらい成り立ってる感じがしますね。

この対談では終始、まっちゃんの”怒り”についてスポットが当てられています。ただ、怒っているだけなのにそれが笑いになる、おもしろいねー、と。このことを茂木さんは古代ギリシャのミダス王になぞらえて、触れるものが全て笑い(黄金)になる、と表現しています。
最近思うことに、面白い人って何にでも関係性を見出す、好奇心を抱かせるんですよね。建築設計から浴衣の発想を得たり、音楽から粘土のデザインを考えたり。全ての物事を結びつけて考えられるようになれたら、無敵な気がするのです。

それしかできない人が本物

脳の仕組みから言うと、それをやらないとその人は生きていけないっていうような人が、だいたい本物になるんですよね。

これは茂木さんの発言ですが、たしかにまっちゃんから笑いを取るとどうなることやらwこれも先ほどの話と関係があると気がして、色々なことに好奇心を持つことができるけれども、中途半端にマルチタスクするのではなく、自分の一番本気のところにその力を注げられるようにならなければならない。だから下手に資格だなんだ、って言う人よりかは山に篭ったりしてる人のほうが本物になる気がしますわ(勝手な発想・解釈ですみません)。

と、久々に長文です。
これを読んで松本人志スゲー!とはすぐには思いませんが、普通と違うな、へんな奴だな、と思わせてくれる。そして色々発想を掻き立ててくれる。僕はそんな人間になれたらいいなと思っています。

※むしろ「松本人志さん、ひとつだけ、質問に答えてもらっていいですか?」のコーナーで松本氏のスゴさとやらを感じさせれました。そのことについてはまた今度に。
是非今月のBrutus、買ってみてください。見せ方がうまいです。いやはや。

BRUTUS (ブルータス) 2007年 6/15号 [雑誌]
マガジンハウス (2007/06/01)

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