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東大経営の現実

OBII(大手町ビジネスイノベーションインスティテュート)という会合に参加した。
今話題の岩瀬さんがゲストで、ネット生保についてのGDを行ったのだが、多方面の方が来ていて中々おもしろかった。

そこでお会いした人の話がまたおもしろかったのでまとめてみたい。
その方は電通から東大に出向して広報戦略を練られている方です。
純粋に感想をば。(別に東大批判ではないのであしからず!)

■とにかくスピードが遅い。

 今回はいわゆるIT系の集いで、そのまま懇親会に行き、普通に初めて会った人同士がいろいろとわいわい議論しあっていたのだが、その光景に驚かれていた。
 「大学では30年たってもまともに話せない関係同士の人もいるのに、なんてスピードが速いんだろうか。」
 たしかにIT業界のスピードって速いのかもしれないが、いわゆる公的機関ってそんな感じなのだろうか、比べるとよくわかってしまう業界スピードの違い。
 自分の意見を大学に通すのに1年もかかった、ともおっしゃっていた。
 ところで、業界毎のスピードを動物で表現して風刺したらおもしろそう。

■戦略室といっちゃだめ。学者が研究の傍ら経営も頑張ってる感をだせ。

 すごいですね。
 学生起業家が「学生ですから~」と言っているようなもんですか。
 イメージをかなり重んじているようです。

■戦略を提案すると却下。既存のものに戦略をねじ込め。

 これもイメージ戦略。
 今までの伝統の中で動いてきた東大、新しい戦略を打ち出すのではなく既存のシステムにあうように戦略をねじ込め、という仕様らしい。
 エンジニアからすると非常に恐ろしい展開です。

■こちらから広報するな。向こうから取材してくるようにねじ込め。

 いやはや、重厚長大を貫かなければいけない。
 ここまで徹底したイメージ戦略ってのも中々ないですよね。

■資金調達力はすごい。これぞ国家機関というものか。

 でもさすが、資金調達力はずば抜けているそうです。
 最近、頭がいい人よりも、いかに金を引っ張ってこれるか、知ってる人が成功するのだと思うようになった。
 でもまあ、個人で記者会見開いちゃう大先生もいるが記者会見?!的な人も。それぞれ。

■東大も日本ではそこそこだが、海外に出ると無名。

 「首都の名前ってことは国で一番の大学なのね」、程度の認識。
 北京、ソウル、シンガポールと並んでしまうとまさにドングリだそうで.
 どうなんでしょう。実際は。
 私は海外の大学で学んだこと無いからわかりませんが、ちょっとさびしいものがありますね。

■大企業(レガシー)のように部署間の中が悪い。

 医科研と医大はたいそう中が悪い。
 一回ご友人が東大医学部付属病院に入院されたそうだ。
 そこで治療法がないといわれ、困っていたのだが、自力リサーチで同じ東大の医科学研究所では治  療法があることを発見。
 転院して無事手術成功された。
 そのときは自力で見つけられたからいいものの、連携を取ろうという意思さえなかったそうだ。
 NTTの子会社間の仲は悪いと聞くが、でも体にかかわる部分ではね~と思ってしまう。

■大学で学んだことは実務では活きん。

 しきりにおっしゃってたのがこれ。
 「最近、産学連携系で大学で学んだことを活かして学生起業する人が多いんですよ。」
 的なことを言ったら、
 「おかしいな、大学で学んだことは現実ではまったく役に立たないんだけどな。」
 と。時代が違うかもしれないが、でもビジネスで第一線で働いてきた人が言うのだから説得力がある。
 ま、ここらへんは色々議論があるかもしれんけど。

■ちなみに電通は北大(ノリ)と九大とも提携

 なんでまた端っこ?!みたいな感じですが。
 九大はそれなりに戦略を持って提携したそうですが、北大にかんしてはただ知り合いがいた程度で、提携してから戦略を考えているところらしい。
 でかい組織での個人プレイって難しいね。

ね、なかなか聞けない話。

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